日産 ダットサン・キャブライト
1150 ルートバン(VA221(B))
1966~68年式
長野県上田地域にて 2015年12月27日撮影
背後に屹立しておられる、うっすらと雪化粧した雄大な山々がなんともおめでたい気分にさせてくれる素敵な草ヒロ。
ロケーション的にも、撮影環境的にも、草ヒロ的にも、車種的にも…草ヒロ趣味人が注目するポイントのどこをとってもトップクラスにレベルが高い、第二位にするにも惜しいほどのベストな草ヒロでした。
車種は、ダットサントラックよりも下のクラスのリーズナブルなトラックとして開発された、キャブライト。
歴代キャブライトの中では最も新しい3代目の後期型でしたが、トラックやバンではなくルートバンですし、充分珍しいと思われます。
タイヤが半分以上地面に埋まっていることからも、草ヒロ歴は年式相応に長いと考えられます。
塗装の剥げ具合や錆具合、ウインカーの日焼けなど…草ヒロ界の重鎮を名乗るに足りる朽ち具合が素晴らしいです。これにはころころも、息を呑みながらじっくりとカメラを構えるばかりでした。
エンブレム類です。
さて、来週ご紹介する第一位の草ヒロは、これをも凌ぐ…いや、僅差か?
…第二位がこんなキャブライトということで、嫌にハードルが上がってしまいましたな。
果たして遥かに凌ぐレベルなのか、僅差なのか…それは、読者の皆様ご自身でお決めください!!