三菱 ミニカF4
GL(A103GL)
1972~74年式
山形県にて 2015年7月19日撮影
デコトラ風味なサンバーを紹介した際、奥の方にチラっと旧車が映り込んでいたことに気付かれたでしょうか。
実はあのサンバーがいた空き地はヤードとなっており、サンバー以外にも3台の旧車が鎮座しておりました。まずは3台の中で最もインパクトが薄いであろうミニカF4を取り上げてみましょう。
インパクトは薄いといいましたが、ミニカF4は印象に残らなくとも沢山見つけているわけではなく、意外とあまり見つけられていないのが現状です。発見数が少ない上に割と色々なカラーのミニカF4を見ているため、『ミニカF4と言えばこの色!』…というイメージカラーのようなものは僕の中にはありませんが、この緑色はもう一台見つけているので、『ミドリが似合うクルマって少ないケド、これには意外と似合うんでない??』と思う今日この頃です。
グレードは、リアにガーニッシュが装着されていることから最上級グレードのGLと分かります。
GLは前期型にしか存在しないグレードなので、年式は1972~74年式となるわけですね。
リアのガーニッシュ、この写真では面白味もない無地のガーニッシュに見えますが、実はコレ木目調なのです。長年太陽光にさらされた結果色褪せてこのような見てくれになっているのですが、本来は木目調だったようです。
ウッドパネルをデザインに取り入れた日本車というと、サニーカリフォルニアやシビックカントリーがまず思い浮かびますが、それらが現れる5年以上前にウッディな質感をあしらったクルマが出ていたことを知った時は、鱗が落ちる気分でした。