【はじめて見る方へ】
毎週月曜日に連載している当シリーズは、当ブログがこれまで連載してきたシリーズを振り返って紹介するシリーズでございます。
ブログが始まった2010年1月2日から、10周年を迎える2019年12月31日までに連載したシリーズの一覧表はコチラ!
前回:
『房総半島草ヒロ探索』シリーズ
『2013年正月 半島めぐり草ヒロ探索』
(伊豆半島編/三浦半島編/知多半島編/The best)
シリーズNo.:035
連載期間:2013年5月9日~同年9月14日
連載回数:27回(3回 → 10回 → 11回 → 3回)
連載形式:毎週木曜日/大連載計画PartⅡ
撮影日:2013年1月19日 → 2013年1月4日 → 2013年1月2日 → 不定
ジャンル:カー探
紹介台数:32台
【トヨタ:7 ホンダ:5 マツダ:2 三菱:3 スバル:2 スズキ:6 ダイハツ:4 いすゞ:1 外国車:2】
【草ヒロ・放置車:28 現役旧車:2 整備中:1 ヤード:1】
○ 概要 ○
時は2013年の正月…。ころころと父親は、なけなしの冬休みを利用して、伊豆半島・三浦半島・知多半島の3つの半島を駆け巡り草ヒロ探索を行った。そのときの収穫を紹介するシリーズだ。
“撮影日”をご覧になれば分かるように、伊豆半島の探索は1月の19日に行っているため、正確に言うと伊豆半島だけ正月に行った探索ではないが、伊豆半島では4台しか収穫が得られなかったということで、このシリーズにまとめることにした。
ところで、日本に数ある半島の中から何故、伊豆・三浦・知多の3つを選んだのか…。そのことについては説明を行っておこう。
まず伊豆半島は、半島の付け根が自宅から2番目に近い半島であり、また廃墟も多いということを知っていたため、伊豆半島を探せば何らかの草ヒロを発見出来るのではないかと考えたからだ。
これは房総半島を探索した際に数多くの草ヒロを発見したという経験も手伝っている。
次に三浦半島だが、これは付け根が自宅から3番目に近い半島だからという理由が一つ。他には面積伊豆半島や房総半島よりも小さく、一周することが容易いとにらんだという理由もある。
探索ルートを練るのは大変なので、半島をぐるっと一周するという単純なルートを出来るだけ採用したいのだ。
そして最も肝要な理由があり、それは『“ある草ヒロ”が“そこ”にある』ということを既に知っていたからである。勿論撤去されている可能性も少なからずあるが、事前に場所が分かっている草ヒロがあるのであればそれを撮影するに越したことは無い。
最後に知多半島。これまでの例に倣って考えると、付け根が自宅から一番近いか、4番目に近い半島だからという理由になりそうだが、ところがギッチョン、全く違うのだ。
知多半島は愛知県にあり、私の自宅は神奈川県内にあるため、房総半島の方が近く、一番近い半島でも4番目に近い半島でもない。
では、なぜ知多半島を探索しようかと思ったのかというと、三浦半島のように草ヒロの正確な場所が分かっていたわけではないが、知多半島には数多くの草ヒロが眠っていることを知っていたからである。
…というのも、知多半島をメインに探索を行っている草ヒロ趣味人の方がおり、その方がブログで撮影した草ヒロをたくさん紹介されていたため、知多半島には草ヒロが多くいることを知っていたのだ。
かなり前から更新はストップし、ブログ自体も現在は削除されてしまっているが、中学生の頃は大いに楽しませていただいた、思い出のブログである。
知多半島を探索してみると、その方のブログで紹介されていた草ヒロが沢山見つかったので、軽い感動を覚えたほどだ。
○ トピックス ○
初の愛知県探索
初の知多半島探索
初の三浦半島探索
発見日産車0台探索
○ 紹介されたクルマたち ○ (紹介順)
※ ミニキャブとボンゴブローニィワゴンはまとめて紹介
~三浦半島編~
※ ハイエーストラックとボルボ850とクラウンはまとめて紹介
~The best~
○ 紹介されたクルマたち ○ (メーカー別)
~トヨタ~
高級セダンからスポーツカーからトラック、ライトバンまで…幅広いジャンルのクルマを発見出来た。
セリカのようなクルマは草ヒロになりにくいので、この発見は嬉しかった。見つけたのは半島でも何でもなくて、家の近所なのだが…。
ハイエースのトラックもあまり見かけない。
~ホンダ~
発見台数30台超えにして日産車が一台も見つからなかったため、トヨタの次はホンダだ。
ホンダ車は5台も見つけたが、トゥデイを除いたら全てアクティだった。アクティの草ヒロ率は相当なものだ。
~マツダ~
マツダ車は全てボンゴブローニィ。
ボンゴブローニィの草ヒロはボンゴに比べて見かけないため、この結果には驚いた。
~三菱~
三菱はお馴染みのミニキャブ&デリカのセット。
ミニキャブはどちらもフロントを撮影していないが、2枚目の個体はフロントが隠れていたせいで撮影出来なかったのに対し、1枚目の個体はフロントを撮影するのを忘れていたという情けない理由。この畑作地帯、草ヒロが密集している桃源郷で、喜びのあまりどの草ヒロを撮影したのかをいちいち把握していなかったのだ。
~スバル~
1枚目のサンバーは一見現役にも見えるが、ボディに錆が浮いていて車検シールもボロボロだったため、放置車なのだろう。
~スズキ~
スズキは定番のキャリイに加え、遊びグルマのジムニーやマー坊、そして変わり種のフロンテハッチを発見出来たという、中々豪華な結果に。
ジムニーはシエラではない軽自動車モデルだったが白ナンバーを付けていた。当然のことながら、オリンピックナンバーやラグビーナンバーが出る何年も前なので、これはテンプラということになる。
キャリイはよく見かけるラーメンだけでなく、あまり見かけないワイドを発見することが出来たのが嬉しかった。この草ヒロについては後述。しかも、発見したラーメンはラーメンで、四駆のダンプという地味にレアな仕様だ。
~ダイハツ~
なんと言っても、巨泉ハイゼットの草ヒロが素晴らしかった。この草ヒロについても後述する。
~いすゞ~
ピアッツァの草ヒロ…というよりは、レストア待ちにも見える。
…いや、一時的にナンバープレートを外しているだけで、普通に走りそうだ。真相や如何に。
~外国車~
カマロとV70という、草ヒロではまず見ないような車種を発見出来た。
どちらも三浦半島。いやぁ、神奈川県も捨てたものではないな。
○ 撤去された草ヒロ ○
11台(草ヒロ28台中)
【トヨエース、ミニキャブ、ボンゴブローニィ】
【セリカ、ハイエーストラック、ボルボ850、クラウン、アクティストリート、サンバー】
【キャリイトラック】
【ハイゼット】
○ BEST草ヒロ ○
【1st:ハイゼット(S37)】
一時期ブログのトップ画像を飾っていたこともあるほどにお気に入りだった草ヒロ。
巨泉ハイゼットの草ヒロは発見したことはあるが、ここまでじっくりと見ることが出来、形もちゃんと残っていて、朽ち具合も絶妙な個体はこの時が生まれて初めての出会いだったので、軽く感動した。
日没直前の黄昏模様にもピッタリ合っているし、最後の最後まで探索を諦めてはいけないということをこの個体から教わった。
【2nd:コロナマークⅡ】
知多半島まではるばるやってきたのだから、やはりこのくらいの年式の草ヒロが発見出来なければ!
ローソンに寄ったら偶然草ヒロが目に入ったので驚いた。
この草ヒロは、先述した知多半島の趣味人さんのブログでも紹介されていた(気がする)し、ブログで見たことのある草ヒロをこの目で見ることが出来たのは幸せだ。。。
【3rd:キャリイバン(ST20)】
朽ち具合も素晴らしく、カラーリングも初めて見る黄緑色ということで、とにかく喜んだものだった。
伊豆半島で見つけたまともな草ヒロがこれだけだったということもあるが。
○ 次回予告 ○
『レンタサイクル DE 電車×自転車探索』シリーズ
レンタサイクルの名を冠する通り、レンタサイクルを利用した記念すべき最初の探索!
現在、鉄道を利用して自宅から遠い地域を探索する際、駅からレンタサイクルを借りて探索するのは一般的な探索スタイルとなりました。
この時は初めてだったようだが、果たしてころころは、自転車の機動力を存分に活用し、山梨・長野の草ヒロを撮影できるのだろうか!?