前回に引き続き、日産の旧車がたくさん集まっていたスポットの旧車を紹介していきます。
今日は何が出るかな?何が出るかな?
日産 ダットサン・240Z(S30)
1971~72年式
神奈川県にて 2015年1月18日撮影
何の変哲もないS30型のフェアレディZ…いや、本当にそうでしょうか?
リアフェンダーのサイドマーカーに、牙のようにも見えるオーバーライダー、フェンダーではなくドアに装着されているサイドミラー、そして、フェンダーの“DATSUN”エンブレム…。
『そうか!これは、北米仕様にカスタマイズしたフェアレディZか!』
…と普通は思うことでしょう。ころころも最初はそう思っていました。
…が!
運転席をご覧ください。
ハンドルが、日本車とは異なる位置に付いています!いわゆる、左ハンドルというヤツではありませんか!
…そうです。正真正銘、ほぼ間違いなく本物の北米仕様Z…すなわち、“フェアレディZ”ではなく、“DATSUN240Z”だったのです!
初代のフェアレディZは日本の数ある旧車の中でもトップクラスに人気がある車種なので、博物館でもイベントでもほぼ間違いなく見ることができるでしょうが、本物の北米仕様のZは日本ではなかなかお目にかかることができないのではないでしょうか。
日産 セドリック セダン(430)
1981~83年式
神奈川県にて 2015年1月18日撮影
もう一つは430セド後期型のセダンです。
黒光りする鉄チンと黒塗りボディとの組み合わせがカッコいいですね。