スバル サンバー 4WD ライトバン
マルチフラット ハイルーフ(J-K88)
1980~82年式
山梨県甲府盆地にて 2015年4月1日撮影
軽1BOXカーとしては初となる四輪駆動車を発見しました。
…とまあ、なんだか珍しそうな物言いをしましたが、その正体はただの3代目サンバー後期型。
四駆がまだ特別なものという印象が強かった昭和50年代…軽の四駆をジムニーのような特別な存在ではなく、一挙に身近なものにしたのがスバルでした。
スバルはもとより四駆に強かったので、当然と言えば当然の流れなのかもしれませんが、レオーネに四駆を設定したように、サンバーにも四駆を設定することになりました。
一番最初に四駆を設定した軽バンなだけあって、さすがに“4WD”の主張が強いです。
スライドドアレール上部には、真っ赤っかでなおかつドデカい文字で“4WD”と書かれており、かなり目立っています。今ここまで四駆を強調しているクルマなんてありませんから、当時がいかに四駆が珍しい存在であったかが窺い知れるでしょう。
青地に赤い文字というのもよく目立ちますねぇ。
スバル サンバートライ
ロールーフ FL
(M-KR1B52F / M-KR1C52F / M-KR1D52F)
B52:1982~85年式
C52:1985~86年式
D52:1986~87年式
山梨県甲府盆地にて 2015年4月1日撮影
このヤードには、サンバーがもう一台居たので抱き合わせ紹介と行きましょうか。
こちらも草ヒロ界の定番車種で、草ヒロでよく見かける軽トラ…いわゆる軽トラ四天王(と勝手に呼んでいる)である“ラーメンキャリイ”(7代目キャリイ)/“まゆげハイゼット”(6代目ハイゼット)/“ヒゲキャブ”(3代目ミニキャブ550)/そしてサンバートライ(4代目サンバー前期)の一角を担っているサンバートライでございます。
…とは言え、よく見るサンバートライだったらなんでもよくみるというわけでもなく、そのの中でも、よく見かけるグレードやボディタイプもあれば、中々見られないグレードやボディタイプもあるわけであります。
これがそれのひとつで、ロールーフのサンバートライは少し珍しいです。これは下から二番目のお買い得グレード:FLでしたが、FLも滅多に見かけることはありませんね。