ヤードにはアメ車がまだまだたくさんいました。
今日登場するアメ車は2台!
フォード マーキュリー・エイト
1949年式
神奈川県西部にて 2015年4月2日撮影
前回のシボレーのように、またしても車種が分からずお手上げ状態になくなるところでしたが、ボディをよくよく観察してみると…フロントフェンダー部に“MERCURY”と書かれていることが判明したため、なんとかかんとか車名までたどり着くことができました。
マーキュリーは、フォードの最高級ブランドであるリンカーンよりも大衆寄りの高級ブランドとして設立されたブランドで、このエイトという名前のクルマはそのマーキュリーの中でもエントリーモデル的位置付けの車種だそうです。
そしてこれは3代目となるエイト。
3代目は1949~51年まで製造されましたが、フロントウインカーのデザインからすると、最初期モデルの1949年型と推測されます。
さて、もう一台のアメ車に行ってみましょう。
ゼネラルモーターズ ビュイック・ロードマスター
1991~96年式
神奈川県西部にて 2015年4月2日撮影
いかにもギャングが乗っていそうな、悪い顔をしたクルマ。
立派な髭を蓄えたマフィアのドンのように見えるこのクルマは、ゼネラルモーターズの中級層を担うブランドであるビュイックのロードマスター…だそうです。
フロントグリルに刻まれた“BUICK”の文字がなければ、またしてもお手上げになるところでした。
このクルマ自体は、名前は知らなかったとしても見たことはあるんですけどねぇ。
それにしても、デザインがとにもかくにも惚れ惚れする程のカッコいい…!!
80~90年代のアメ車ってどうしてこうもしびれるデザインばかりなのでしょう??
50~60年代のアメ車のデザインも好きですが、80~90年代のアメ車のデザインもまた違った良さがあります。アメ車には明るくない僕ですが、“アメ車”というクルマは普通に好き。
他の国々のクルマとは大きく違う、独特の味付けが虜にさせてくれるようです。