このヤードシリーズも、残すところあと2台。
残りの2台は、このヤードの中でもトップクラスに珍しいクルマでした。
気になるその車種は…?
ホンダ アコードサルーン
1800 サンルーフ(E-SZ)
1983年式
山梨県にて 2015年4月1日撮影
2代目アコードその人でした!
ちなみに、残りのもう1台は『The best』編で紹介させていただきます。
レア度的にはこのアコードも遜色ないとは思いますが、僅差でもう一方のクルマが『The best』編にノミネートされることが決まりました。
さて。
この2代目アコードですが、まともに見られたのがこの時が初めてという、それほど珍しく、思い出深い草ヒロです。
1981年9月から1983年6月まで販売された2代目アコードの前期型で、尚且つドアミラーであることから、ドアミラーが解禁された1983年5月以降のモデルということになります。
後付けでドアミラーでなかったとすれば、生産期間は2か月にも満たないことになり、メチャクチャ稀少な仕様となります。
80年代のホンダ車というのは、人気だった割りには草ヒロでは全然見ない!商用車が少なかったというのもあるかも知れませんが、セダンやハッチバックでも、草ヒロになっているのは草ヒロになっていますし、80年代のホンダ車にここまでレア車が集中しているのはなぜだろうと、気になって気になって夜しか眠れません。(←ならいいじゃねーか!笑)
年式的にはそれほど古くはないですが、このヤードにいた他のクルマたちと同様に、ボディがかなり腐食していました。
やはり四方を果樹園に囲まれているが故に、農薬もかかりまくってしまうのでしょうかねぇ。
リアウィンドウやテールランプなんかは最早、ポロッと外れてしまいそうな域に達していました。
おまけ
ホンダ アコード(E-SZ / E-SY)
1981~83年式
山梨県にて 2012年3月12日撮影
発見時はS110シルビアだと思い込み、9年前にブログで紹介した時も余裕でS110シルビアだとして紹介していたこのクルマ。
2,3年前に草ヒロ画像を整理した際、この写真を見て『これってS110シルビアだと思ってたけど、何だか違う気がするなぁ…』と仄かな違和感を覚えるもののスルーし、そしてついに2代目アコードの草ヒロを紹介することとなった本日の記事を更新するために写真をブログにアップロードした日。
先ほどのアコードの画像を見て、パッところころ閃きました。
『もしかして、ヤードで撮ったあの赤いシルビア、アコードだったのでは!?』
そう思い、急遽画像フォルダを漁って今回紹介したアコードと見比べてみると…ヘッドライト周辺の造形が全く同じではありませんか!
…というわけで、S110シルビアだと勝手に思い込んでいたこの赤いクルマは、なんと2代目アコードだったのです。
(改めてよく考えたら、全然S110シルビアに似てないよなぁ)
ちなみにこの赤いアコードがいたヤードは、白いアコードがいたヤードと結構近い位置関係にあります。
滅多に見られないレア車が近い距離で草ヒロになっている…今思えば凄く貴重なシチュエーションだったのでは…!?