トヨタ カローラ30
1200(KE30)
1974~76年式
or
トヨタ カローラ
1200(KE50)
1976~77年式
山形県にて 2015年7月19日撮影
見かけていそうで意外と見ない、3代目カローラの前期型です。
グリルのデザインより、1200ccの廉価モデルであると分かります。
3代目のカローラは20系カローラと併売されていた期間とそうでない期間とで名称と型式が異なるため、車名と年式表記は上記のように少々大仰なものになりました。KE30とKE50を外見で区別する方法があればいいのですが、自動車ガイドブックを見る限りでは分からなかったのでとりあえず置いておきます。
…カローラのウンチクはさておいて、それ以上に気になるのがこのクルマの状態。
果樹園の脇にあるだけあって、ボディは程よい具合に錆びており、ボンネットは綺麗に朽ち落ち、小奇麗なプランターのように変貌しておりました。
また、ルーフにはプラ製のプレートの様な物が備え付けられており、カゴの一角からはホースが伸びていてステンレス製の風呂桶へと垂らされていました。この無駄に凝ったような装置は一体…?
当初は雨水を貯めるためかと思いましたが、わざわざプレートとホースを経由する必要はなく、直接風呂桶に貯めればいい話です。
何か重要な役割を担っているような気がしないでもないですが、僕の想像力ではこれが限界です。
何か分かる人はいませんか??
夏だけあって、ボンネットが無くなったエンジンルームには、植物が生え放題。
花壇のようになっているのが笑えます。
コチラ側から見ると、背景の茂みと同化して更に不思議な光景に。