ホンダ NⅢ360
1970~71年式
長野県北部にて 2015年7月20日撮影
物凄い状態のNコロを見つけてしまいました。
畑にいて中に物が積まれて、屋根の上にまでも物が積まれているため、不法投棄の類では全くないのですが、なんだか可哀想に見えてくるほどの悲惨な状態。
『もう…コロシテ…』とでも言いたげな見てくれで、この状態になってもなお物置として使っているオーナーさんからは『骨の髄までしゃぶり尽くして物置として使ってやろうじゃあないか…』という気概さえも感じられました。
…さて、このクルマがNコロなのは間違いないですが、ここまでの状態だと年式を特定するのに少し考えなければなりません。
N360は2回MCが行われていますが、結論から申し上げますと、この個体は十中八九最終型のNⅢ360と思われます。
その根拠といたしましては、リアサイドのエアインテークがスリットではなく穴があいていること。そして、前方へ突き出るようなフロントのフレームと、引っ込むような位置にあるヘッドライトの2点。
1点目のポイントでは通称“NⅡ”と呼ばれた中期型とNⅢとの区別がつきませんが、2点目のポイントでNⅢであることが確定となります。NⅢでは名前が変わっただけあってフロントのデザインも大幅に変わっておりますから、このような状態でもなんとか判断できたようです。
かつての父親の愛車だったJB23ジムニーと共に。
青い空に白い雲、緑いっぱいの土手に黄色いヒマワリ…夏らしい要素がてんこ盛り!とっても爽やかな気持ちになれる1枚です。
おまけ
三菱 エクリプス
1995~99年式
2015年7月20日撮影
実は…先週のコルトを紹介した記事で、三菱つながりとして一緒に紹介する予定だったクルマがいました。
恥ずかしながら抱き合わせるのをすっかり忘れていたので、今回おまけとしてご登場いただきました汗
せっかくのレア車ですし、このまま埋もれさせるのも勿体ないですからね。。。