今回からはくるぱく館内に展示されていた旧車・ネオクラ・レア車たちを紹介していきます!
ワクワクする気持ちを胸いっぱいに感じながら入った矢先、目に飛び込んできたクルマは衝撃的なものでした。。。
マツダ カペラ セダン
(E-GD6P/E-GD8P)
1989~91年式
日本自動車博物館にて 2013年8月14日撮影
この当時はネオクラは一切興味がなかったので、車種的には何とも思っていませんでしたが、金箔が貼り付けられている金ピカボディであることには度肝を抜かれました。
ちょっと成金趣味的で悪趣味だと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、このクルマの詳細を知れば、見方が変わるかも!?
奥に掲げられている案内板の内容を引用します。
純金箔1000枚使用のゴールド・カー
この車は金を限りなく薄く延ばし、厚さ1万分の3mm、大きさ3寸6分(約10.9mm)角の金箔を
特殊な接着剤で1000枚貼り、表面を金箔のムラがなく、しかも洗車可能なコーテイング剤を使
用している。作業は全部手作業で、製作の金沢市、兼六佛檀店が開発に8年の年月をかけた。
この様な金箔車は日本に1台しかない。スカート部分には、加賀友禅の水鳥の紋様を描いた。
(原文ママ)
技術の結晶というか、かなり手間暇かけて製作されたものだということがお分かりいただけるのではないでしょうか。
なんだかありがた~いものに思えてきます。
ちなみに、撮影当時は全く気にならなかったベース車両は、マツダカペラの5代目後期型です。
ネオクラに精通し、その良さや珍しさも理解した今となっては、5代目カペラがベースとはなんと贅沢なと思ってしまいます。
地味ぃ~に野生の個体をまだ発見したことがないクルマですしね。