『草ヒロ“撤去”物語』について知りたい方はコチラ
『草ヒロ“撤去”物語４』の登場人物について知りたい方はコチラ
前回のおはなし（“新入りパート”のみ読みたい方はコチラ）
前回のおはなし（物語を通して読みたい方はコチラ）
秘書 「東御様からの報告というのはですね…彼、草滅会を退会するそうです。」
ボス 「……。」
秘書 「そして、草研の者たちにも入所しないか誘われたようですが、断ったとのことで…。」
ボス 「…なるほど。…一時期でも友人を裏切ってしまったことに対して自責の念に駆られているのだろう。…別に私は構わん。来るもの拒まず去る者追わずだ。」
山中 「さすがは我らがボス！御心が広いっ！」
ボス 「もちろん、再び入会したくなったらいつでも戻ってくるように伝えておいてくれ。その時はスパイではなく、一般会員として働いてもらうということも一緒にな。」
秘書 「承知いたしました。」
上田 「本当にボスはお優しい方ですね…。」
山中 「一生着いていきたくなるもんな！」
ボス 「…よせ恥ずかしい…。ただ、これくらいの心構えでなければ、下に人は付いてこない…と私は考えているだけなのだ。」
秘書 （…フフ。）
…………
…………
ボス 「…さて、新入りの連中とも合流するか。約束の時間が迫っているからな。」
上田 「そうですね！」
山中 「一体どれだけの草ヒロを見つけられたんでしょうかねー、アイツら。」
…………
――レンタサイクル貸し出し所にて、ボスたちと新入りたちは落ち合った――
ボス 「お前たち、初仕事ご苦労だった。…草ヒロ探索勝負についてだが(第1話参照)…どうだね、お前たちは何台発見できた？」
松本 「フフフ…アタイたち、結構自信ありますよ？」
ボス 「ほう…そうか。」
大月 「聞いて驚かないでください！」
山中 「なんだァ～？勿体付けずに早く言えよ～！」
チャン 「チャンさんたちー、＊＊台見つけたアルー！」
山中 「ええッ！？＊＊台もか！」
上田 「そんなに見つけたんですね～！」
原 「…ボス、どうなんだぃ？ウチらの方が多く見つけてるんじゃないかしら？」
ボス 「…フフフ。やはり期待通りだな。我々が見つけた台数よりも多い。よくやってくれた、合格だ。」
秘書 「おめでとうございます。」
大月 「やったー！」ﾋｮｲ
松本 「ねー！ずっきー！」ﾊﾟﾁﾝ!!
チャン 「アイヤー！！嬉しアルゥー！」
ボス 「…とは言え、お前たちは…」
原 「大気の力を借りて見つけた草ヒロも多いから、もっと自分で見つけられるように精進しろ…そう言いたいんだろう？ボス。」
ボス 「フッ…。そうだ。それが分かっているならそれでいい。…原、お前はなかなか切れる人間のようだな。」
原 「“デブ美”って呼びなさいよ？まったく…！」
ボス 「なっ…。…何度も言うが…私は…拒否するぞ…。」
秘書 「信濃様は、決してそのような下品な名前でお呼びになりませんよ、原様。」
原 「フン、ノリが悪いのね、アンタたち。…ま、あだ名についてはどうでもいいわ。…ウチなんか、数多の修羅場を切り抜けてきた百戦錬磨のオンナなんだから、頭が切れて当然よ。」
松本 「そうですよ！デブ美さん凄いんですから！」
チャン 「アルー！」
山中 「わーったわーった。…デブ美は凄い！それはボスもよく心得ておいでだ！」
大月 「僕も、今回が初めてデブ美さんと長時間過ごした日だったけど、すごく実感できたな～。マリたちが住んでるアパートの住人から厚い信頼を置かれているのも肯けるよ！」
原 「フフフ…やっぱりずっきーはできるオトコね。オンナのおだて方がよぉく分かってるじゃないか。」
大月 「いえいえ、そんな～笑」
上田 （フフッ…照れてる瑞季くんたら、カワイイ！）
松本 「デブ美さん、ずっきーに褒められて嬉しいのよ。彼女なりの照れ隠しよ！」
原 「………。なんだぃそりゃ…。ほらもう、ウチらは行くよ！」
大月 「は、はぁ…。」（やっぱり図星なのかな…笑）
原 「…ハァー疲れた！…とっととウチに帰らなきゃネェ。」
ボス 「ククク…そうだな。もう日も暮れてきたし、草滅会本部、本日はこれにて解散だ！」
秘書 「御疲れ様でした。」 山中・上田 「お疲れ様でした～！」
松本・大月 「お疲れさまでした！」 チャン 「お疲れアルヨ！」
原 「ボス、次のミーティングはいつなんだぃ？」
ボス 「そうだな…今度の作戦を練らなくてはならないからな…。新入りも含めて集まるのは、来週の土曜だ！新入りたちは、来週の土曜までは来なくていいぞ。」
原 「分かったわ。」
ボス 「…もちろん、草滅会本部の通常業務について興味があるならば、開会時間ならいつでも歓迎だ。教えてやろう。」
松本 「ありがとうございます。」
大月 「承知しました…！」
チャン 「分かたアルー！」
原 「…じゃあ、ウチらは電車で帰るとするかね。」
松本・大月・チャン 「ハイっ！」
原 「メゾバクの連中も、2日会えてなくて退屈してる事さね。」
山中 「…じゃあ、俺たちは俺たちで、クルマで帰りますかー！」
ボス 「そうだな。お前たち、昨日と今日は本当にご苦労だった。おかげで、様々な収穫が得られた。草ヒロ的にも、情報的にも、経験的にもだ。」
山中 「ですね！こちらこそ、ありがとうございました！」
秘書 「私、かなりスキルアップ出来た気が致します。これも計画してくださったボスのお陰で御座います。」
上田 「それにしても、ボスがご無事で本当に良かったですよ～。」
秘書 「本当に、仰る通りに御座います。」
山中 「ボス！今度は、一体どこを探索しましょうか？」
ボス 「ククク…そうだな…。」
つづく（『草ヒロ“撤去”物語５』へ）
「この物語と、この物語に登場する団体・人物は全てフィクションだ。実在するものとは一切関係無いのだ。」
「『草ヒロ“撤去”物語４』、無事終了しましたね！お疲れ様でした！」
「フフフ…私としても大満足に終わった探索だ。長野の草ヒロを久々に堪能でき、草研の協力者の情報も得られて、草研に対する牽制も行え、新入りたちの実力のほどを調べることが出来た…。
「これから、どんな展開が待ち受けているか楽しみですね！」
「そうだな。次期作がいつになったら連載開始されるのかは分からないが、読者の諸君も、楽しみにしておいてくれたまえ。」
物語に登場する人物・団体と同様に、以下に紹介する人物、登場する団体も全てフィクションです。
仮に実在するものがあったとしても、それらとは一切関係ありません。
おまけ１
次回作：『草ヒロ物語５』『草ヒロ“撤去”物語５』で登場する新キャラたちは、既に紹介しましたように、草研に入所する以下の4名でございます。まだよく知らない人は、ココかココをご覧ください。
[左から]
上野原 文理（うえのはら ふみまさ）
小海 晴（こうみ はる）
身延 門喜（みのぶ もんき）
都留 鶴吉（つる つるきち）
おまけ２
『草ヒロ物語４～The epilogue～』でシルエットのみで紹介した、次々回作：『草ヒロ物語６』『草ヒロ“撤去”物語６』で登場する新キャラたちの姿を公開！
ご覧あれ！
[左から]
韮崎 夏希（にらさき なつき）
伊那 星汰（いな しょうた）
麻績 麻友（おみ まゆう）
木曽 骨男（きそ ほねお）
左から順に紹介していきます。
残念ながら、いつものプロフィールイラストは未だ描けておりません。上記の立ち絵のみになってしまいますが、ご勘弁。
○ 韮崎 夏希 ○
誕生日：7月7日
血液型：O型
年齢：20歳
身長：174cm
一人称：俺
あだ名：なっちゃん、なつくん
一言で表すと：カッコマン
★ たのしいQ&Aコーナー ～韮崎夏希編～ ★
Q.1 「あなたは誰ですか？」
「俺は、草ヒロぼくめつ会本部に所属しようと考えてる、横浜大学（神奈川では有名な私立大学）2年生の韮崎夏希です。」
Q.2 「どんな性格ですか？」
「無口でクールです。…って、自分で言うのなんか恥ずかしいんすけど…笑」
Q.3 「あなたの趣味は？」
「ウチの大学、親が金持ちっていう人が割と多く通ってるんすけど、俺は大学生になってからファッションに気を使うようになって、服にすっかりハマってしまって…家には服が何着もありますね。服が趣味って言えるかも知れませんね。…ま、他にも趣味ありますけど。」
Q.4 「草滅会に入会しようと思ったきっかけを教えてください。」
「この間、お気に入りの服で友達と出かけたんですけど、急にそいつ『草ヒロ撮りたい！』とか訳の分からないこと言い出して…何だろうと思って付いてったら、土の道歩かされそうになって…俺は服とか靴が汚れるから嫌って言ったんですけど、『いっぺん見てみ、すげぇから！服は気を付けてりゃ汚れないって』とか言われて無理やり連れて行かされたら…ぬかるんだとこ踏んじゃって…思いっきり汚れたんすよ。せっかくの服と靴が。それでもう草ヒロ嫌いになりましたね。そんな出来事をtwitterでつぶやいたら、草滅会という草ヒロ嫌いによる草ヒロ嫌いのための組織があるということを教えてもらって、入会を決めたという感じです。」
Q.5 「その友達とはどうなりましたか？」
「…絶交したと思ってるのかも知れませんけど、その友達は、今でも友達ですよ。罪を憎んで人を憎まず。悪いのは草ヒロです。」
○ 伊那 星汰 ○
誕生日：4月2日
血液型：AB型
年齢：15歳
身長：151cm
一人称：おれ
あだ名：しょーちゃん、いーな、いなしょう、ちょろ松
一言で表すと：生意気
★ たのしいQ&Aコーナー ～伊那星汰編～ ★
Q.1 「あなたは誰ですか？」
「えー、おれですかー？www おれー、伊那星汰っていいまーす！w 小大笑学園（神奈川県小大笑市にある私立中高一貫の男子校）のぉー、中学3年生でぇーす！w」
Q.2 「どんな性格ですか？」
「ちょっとおれー、友達煽るの好きなんですけどー、生意気ってよく言われますぅーw あとー、一人でいるの寂しぃーんでー、煽りますけどー、友達は大事にしたいって思ってまーす！www だからかしんないですけどー、かまってちゃんとも言われますねぇー！」
「あとぉー、おれけっこー人をうらやましがる性格でぇー、いーなーって言うのが口癖っすー！…伊那だけにー？プププッwww」
Q.3 「悩み事とかはありますか？」
「悩みぃ～？それおれに聞いちゃいますー？www…おれー、さっきも言いましたけど中3でぇー、中3にしては背ぇ低くってよく小学生に間違えられるんですよー！それちょっとうざくないですかぁー？www 声変わりもまだですしー、早く成長したいなーって。」
「でー、ちょと聞いてくださいよー！それでそれでー、おれはやく身長伸ばしたくってー、こう見えてバスケ部入ったんですけどー、一向に背が伸びないんですよねーwww …でもぉー、プレーはどんどんうまくなっててー、おれ体軽いからー、身軽さを利用したプレーが得意なんですよー？w 自分でいうのもアレですけどねぇーwww」
Q.4 「草滅会に入会しようと思ったきっかけを教えてください。」
「草滅会ってあれですよねぇー？草研に対抗してる組織でしょー？…草研にはぁ、俺の知ってる先輩ぃー、オブセンとか玲センパイとか晴センパイが所属してるらしくってー、センパイたちに対抗っていうかー、煽りたくって草滅会に入ったんですよねぇーwww」
Q.5 「草ヒロは嫌いですか？」
「別にぃー、好きでも嫌いでもないっていうかー、どーでもいいかなーw おれはただぁー、草ヒロが好きっていうセンパイたちを煽りたくて入っただけなんでぇ―、煽れればそれでいいっすよーwww」
○ 麻績 麻友 ○
誕生日：4月20日
血液型：B型
年齢：17歳
身長：170cm
一人称：アタシ
あだ名：おみまゆ、まゆー、あさちゃん
一言で表すと：高飛車
★ たのしいQ&Aコーナー ～麻績麻友編～ ★
Q.1 「あなたは誰ですか？」
「アタシー、小大笑女学園高校2年生のぉ、麻績麻友よ！草滅会に入りたいって考えてるの！」
Q.2 「どんな性格ですか？」
「高飛車、かしらねぇ…キャハハッ！…ちょっとぉ、アタシ気が強くて男気勝りっていうかー、いわゆるSなのよね～。」
Q.3 「あなたの趣味は？」
「趣味！？…えー、それいきなりアタシに聞く？アタシが教えてくれると思って？…教えるわけないでしょっ！」
「…ま、それじゃあんまりだから、とりあえず好きなものだけ教えてア・ゲ・ル！……イケメンよ、イ・ケ・メ・ン！」
「アタシぃ、年下年上同い年問わずー、イケメンが好きでさぁー、イケメンには目がないのー！…お隣の笑学（小大笑学園のこと）にもけっこーイイ男いるからさー、見つけ次第接触してイケメン友達作ってんだー。」
Q.4 「悩み事とかはありますか？」
「アンタ、どんどん突っ込んでくるのねぇ…。ま、いいわ。…アタシ、イケメンは好きなんだけどぉ、ちゃんとした恋愛は今まであんまりしてこなかったっていうかー、男友達は沢山いるんだけどぉ、恋人関係になったイケメンは、高校1年の時が初でぇ、まだ2人目なのよね～。アタシと同じバスケ部でぇ、チョーイケメンなのよ！」
「だからぁ、別に悩みってほどでもないんだけどぉ、今度の彼とは長く続けられればなーって話よ。」
Q.5 「草滅会に入会しようと思ったきっかけを教えてください。」
「しょうがないわねぇ。さっきの恋人の話とちょっと関係あるから、これも話してあげるわ。ありがたく思いなさいよ～？」
「アタシんちぃ、なんでか知んないけど庭にボロボロのクルマ、それ、草ヒロ？っていう名前で呼ばれてるらしいんだけどぉ、草ヒロが置いてあるわけね。…さっき話した高1の夏にできた初カレをアタシんちに呼んだ時さぁ、その汚い草ヒロ見られちゃってぇ、昔っからその草ヒロがウチにあったからぁ、アタシ草ヒロがそんなに汚らしく思われるなんて夢にも思ってなくてぇー、汚らしい草ヒロがあるからってせっかくできた初カレにフラれちゃったのよ！！」
「もう最悪よ！それで草ヒロが嫌いになったからぁ、草ヒロを撲滅する会、草滅会に入ったってワケ。…ま、その初カレとは恋人関係は破綻したけど、友達関係はまだ続いてるわよ。せっかくのイケメンなんですもの。手放すわけにはいかないわよ！オーッホッホッホ！」
○ 木曽 骨男 ○
誕生日：2月4日
血液型：B型
年齢：43歳
身長：158cm
一人称：ワテ
あだ名：ガリさん、ガリ吉、ホネ
一言で表すと：発明家
★ たのしいQ&Aコーナー ～木曽骨男編～ ★
Q.1 「あなたは誰ですか？」
「ワテか？ワテはメゾン・ド・ダーバクショーに住んどる木曽骨男や！デブ美はんとマリに呼ばれて草滅会に入ることになったんや！」
Q.2 「どんな性格ですか？」
「ちょっとお茶目で滑稽な感じとちゃうか？…ちなみに、ワテよぉ関西出身の方ですかて聞かれるんやけど、実は生まれも育ちも神奈川やで。」
Q.3 「あなたの趣味は？」
「発明、やな。…昔っから理科の実験の時間や図工の工作の時間が好きでなぁ、実験したり物作ったりするのが好きやったんや。…それで、メゾン・ド・ダーバクショーに越してきてからは、大家のデブ美はんのご厚意で、自分の部屋を研究室に改造することを許可してくれはったんや。それから、そのご恩を返そうとな、ワテが開発した発明品をメゾン・ド・ダーバクショーの住民の皆さんに、無料で提供してあげてるんや！これまでは、コ力（ちから）・コーラやったり、ビリビリーンやったり、本音口べにやったり…他にも色々な発明品をお試ししてもろたな～。」
「……なんやなんやその目は？…確かにな、住民を都合のいい実験台にしとるんちゃうかって言われることもあるけどな、そんなことはあらへんで！断じて！」
Q.4 「草滅会に入会しようと思ったきっかけを教えてください。」
「これはワテの発明家としてのウデが買われたんやろなー。…さっき、デブ美はんとマリに呼ばれたから入会したー言うたやんか。二人によると、ワテに草ヒロを発見するレーダーを発明してほしいとのことや。それを使て草ヒロを効率よぉ撤去できればええっちゅー話やで。」
「それでついにな、草ヒロを感知するレーダーを発明できたんや！その名も、“草ヒロレーダー”や！…ネーミングのセンスはさておき、このレーダーの半径25m以内に草ヒロがあると、レーダーが自動で草ヒロを探知して、スピーカーから『草ヒロ発見！草ヒロ発見！！プゥープゥー！』っていう音が鳴るようになっとるんや～！凄いやろ～？」
「……なんやなんやその目は？…一応ちゃぁんとテストもしといたけど、問題なかったで～！ウソやない、ホンマやで！ホンマ！」
Q.5 「草ヒロは嫌いですか？」
「好きとか嫌いとか、どーでもええやんかー。あんさんが草ヒロ好きならそれでええし、嫌いって人がおってもかまへんやろ？好きも嫌いも人それぞれ。蓼食う虫も好き好きゆーて、昔の人はよぉ言ったもんやでな。」
「…やから、ワテは草ヒロは好きでも嫌いでもあらへん。発明品を生かせるっちゅーから草滅会に入っただけや。これでもし草研の人らにも草ヒロレーダー頼まれたら喜んで提供するで。」
おまけ３
第1シーズン『草ヒロ物語』『草ヒロ“撤去”物語』の時点で既にその存在が示唆され、キャラ紹介（ココとココ参照）まで行われていた、“あのお方”こと、草ヒロぼくめつ会会長：鉄木代昭蔵。別名、ドン。
前作『草ヒロ“撤去”物語３』にて、ボスの回想シーン（ココとココ参照）で若かりし頃のドンが登場したが、その姿は長らく謎のベールに包まれていた。しかし、その姿が、今回ついに明らかに！？
しかもドンには、秘書がいた！？
その秘書の姿も同時公開！
[左から]
鉄木代 昭蔵（てつきよ しょうぞう）
甲斐 大衝（かい たいしょう）
草ヒロを“撤去しよう”とし、“解体しよう”とする反草ヒロ組織である草滅会のトップツー。
草滅会を創設した張本人たる会長；鉄木代昭蔵（てつきよしょうぞう）と、その腰巾着…もとい、有能な秘書としてドンに仕える甲斐大衝（かいたいしょう）だ。
○ 鉄木代 昭蔵 ○
誕生日：？月？日
血液型：？型
年齢：75歳
身長：？cm
一人称：俺
あだ名：“あのお方”、会長、ドン
一言で表すと：撤去魔
ある事件（ココとココ参照）をきっかけにして発足した反草ヒロ組織：『草ヒロぼくめつ会』。それを創設した全ての元凶となったのが、この鉄木代昭蔵だ。
彼の秘密には箝口令が敷かれており、会員たちからは恐れ多き謎の存在として、“あのお方”と呼ばれ畏れられている。
ドンと直接面会ができるのは、草滅会本部長の信濃徹と、ボスの秘書；水篶刈男と、ドンの秘書；甲斐大衝の3人だけである。年に一度の定例会では一般会員や支部長や支局長もお目にかかることが出来るが、上記の格好でしかも遠目からだけという秘密の徹底ぶり。
しかも、直接面会できるボスや秘書に対しても、上の絵に描かれているように常にマスクを被って黒マントを身に纏っているため、現在の素顔や素肌を見た者はドンの秘書である甲斐だけである。素顔を見せないのにはある理由があるのだが…それを知っているのも甲斐だけなのだ。
ボスがドンと初めて出会ったときは、さすがにマスクは被っていなかったが、マントを身に着けており帽子を目深にかぶりっていたため、ボスは当時の素顔すらあまり覚えていないようだ。
マスクに耳が付いているのは、ちょっとかわいくして恐ろしい雰囲気を和らげるためという理由がある…ドンにはそんな一面もわずかながらあるらしい。『草ヒロぼくめつ会』の“撲滅”を平仮名にして、雰囲気を和らげようと提案したのも、実はドンなのである。
○ 甲斐 大衝 ○
誕生日：11月20日
血液型：AB型
年齢：60歳
身長：189cm
一人称：あっし
あだ名：ゲス
一言で表すと：解体魔
ドンの秘書で、「～でゲス。」という特徴的な口癖があるため、こちらでは今後は“ゲス”と呼ばせていただく。
本来は、腰巾着となるのはボスであるはずなのだが、有能なボスは本部長としてトップに立った方が良いというドンの提案で、ドンの世話係は、草滅会の会員からドンが独自の基準で選ばれたゲスが担当することとなった。