日産 ダットサン・ブルーバード 1300
4ドア デラックス(DP411)
1966~67年式
山梨県甲府盆地にて 2019年3月3日撮影
ブロ友さんにご案内してくださった個体です。
流石に甲府盆地に精通されている地元の方というだけあって、不通に探索していてはまず見つからないような、チャリでローラー作戦を実行しない限りは見つからないような、果樹園迷路のど真ん中にて朽ちていました。
車種は尻下がりと不評だった鍵穴テールの410ブルーバードをMCし、テールランプの位置を上げて尻下がりボディを改善した411ブルーバードでした。
草ヒロ具合はご覧の通りの素晴らしいものでありました。
ボディーカラーは上質感があり拡張高さを感じるブルーグレー、長年風雨に曝されてきたことでその塗装も剥げ、赤い地の色が露わになっている様が本当にステキ。
草ヒロは錆が命でありますが、塗装の色褪せや剥げが織り成すボディーカラーの変化もまた見所だと思います。
1枚目の画像をご覧いただければわかるかと思いますが、フロントとサイド周りは結構腐っているご様子で、朽ち具合も申し分なさそうです。
オーナーさんさえいれば、是非とも接近したかった個体でありますが、この日は生憎いらっしゃらず、遠くから望遠レンズで狙うのみとなりました。
しかし、近付けないからこそのロマンというものもありますから、これでいいのです。
どこまでも続いていく果樹園。
もう場所を失念してしまいましたし、完全にブロ友さんのご案内なしにはたどり着けません。