今年も月日が過ぎるのが早いもので、もう師走です。
さて、12月の更新一発目に紹介するのは、日産のネオクラ車2台です。
日産 スカイライン 4ドアセダン
GTS(E-HR33)
1995~96年式
神奈川県西部にて 2015年4月26日撮影
R33スカイラインのセダンです。
売れ筋モデルはこういった普通のセダンモデルなのでしょうが、月日が経って足として用いられがちなセダンは淘汰され、趣味性の高いクーペやGT-Rの方が今ではよく見かけるというのは何とも皮肉な話。
撮影当時でも20年近く昔のクルマでしたが、年齢を感じさせない状態の良さが保たれている素敵な個体でした。
日産 ラルゴ(W30系)
1993~99年式
神奈川県西部にて 2015年4月26日撮影
白とグレーのツートンカラーを基調とし、ところどころに赤いラインが入っているという、みょうちきりんなカラーリングをしたラルゴを発見しました。また、グリルも違うものに交換されています。
当時はラルゴだから撮ったというよりも、ヘンテコなカラーリングだから撮ったという記憶がありますが、今からしてみればラルゴというだけでも充分撮影する価値があります。
バネットの上位車種として登場したバネットラルゴは、バネットのミニバンVer.であるバネットセレナが登場すると、バネットの名を外され、ラルゴとしてバネットセレナの上位車種として君臨することとなりました。
ラルゴは僕が小学生の頃はよく走っているのを見かけていましたが、現在はめっきり見なくなりました。
『現在はめっきり見かけなくなりました。』…コレ、ネオクラを紹介するときの常套句となっている気がしますが、本当にそうなのです。
さて、この謎めいたカラーリングですが、サイドを見てみると、あのアバルトのサソリマークが…。そしてその隣には“FIAT ABARTH”の文字が…?
否、“FIAT ADULT”と書かれてありました。
フィアット・アバルト、ならぬ、フィアット・アダルトとは…。
…なんじゃそりゃ笑
恐らく、サソリのマークも別のものに差し替えられているのでしょう。
勿論、アバルトとは何の関係もありません。
日産とアバルト、共通点は何もない気がしますが、オーナーさんはなぜラルゴにアバルト風の装飾をしようと思ったのか!?