日産 アベニール
サリューB(E-W10 / KD-SW10)
1995~98年式
山梨県にて 2018年9月9日撮影
アスファルトが崩れて草まで生えてきているという、良いあんばいに朽ちた空き地に、香ばしいクルマが放置されていました。
僕が小学生の頃はよく街で見かけていたステーションワゴン:初代アベニール後期型であります。
ルーフレールがないことから、グレードは廉価グレードのサリューBと思われますが、ネットで調べても出てこず、自動車ガイドブックにも載っていないので確証はありません。
今やめっきり見かけなくなり、かといって90年代後半の車は農地で草ヒロになっている個体数もまだ少ない…ということで、地味に希少な世代のクルマとなっていますが、実際問題、アベニールはこのブログではこれまで1度しか登場していませんし、撮影台数も累計4台という少なさ。
そんな日陰の存在になってしまったアベニールですが、彼は日当たりの良い場所にいるようで、風雨に曝されてできたと思われる塗装コーティングの剥がれが素敵です。
お上品なワインレッドのカラーリングとのアンバランスさが魅力的と言えるでしょう。