今回紹介する旧車は、前回の中学3年生の時から大きく飛んで高校二年生の頃に発見したものでございます。
それは、中高生の頃に所属していた鉄道研究部が毎年開催していた恒例イベントである3泊4日の夏の鉄道旅行中での発見でした。高校二年生となると、大学受験のために部活を引退する年でもあり、現役部員として参加する鉄研旅行もこの5年目で最後なのです。
その現役最後の鉄研旅行の最終日、仙台駅で解散し、私ころころは仙台駅でバスを気ままに撮影してから帰ることにしました。新幹線も使わず、学生の鉄研旅行らしく東北本線を鈍行でのんびりと帰路についていた頃…。
ある駅に到着した時に、トンデモナイ大物のネオクラ車の姿を認めたのでございます。
それが今回の記事の主役です!
おおっ!
アレはまさか…!?
三菱 デボネアV 3000
ロイヤルAMG(E-S12A)
1989~91年式
栃木県にて 2015年8月3日撮影
『デボネアAMGや~!』と内心驚きを隠せませんでした汗
僅か300台しか生産されなかったという2代目デボネアとあのAMGがコラボしたデボネアV AMGの現役車両が、駅のホームの目の前にある駐車スペースに止められていたのです…!
青春18きっぷで乗っていたので、今思えば、ぶらり途中下車してまで撮影しても良かったとは思うのですが、やはり4日間鉄道に揺られて旅を続けていて疲労がたまっていたことや、ここで降りると列車が来なくて帰りが更に遅くなってしまうこともあって、これらのデメリットとデボネアを撮影することのメリットを天秤にかけると、車内からの撮影で済ませておけば充分と思い、こうしてリアのみの姿をお送りしているというわけであります。
う~む…しかしフロントも拝んでいてほしかった…今更後の祭りですけど。。。
特徴的でスポーティなデザインのエアロバンパーや、高級セダンに不釣り合いながらもそれが妙にカッコいいリアウィング、全身ホワイトずくめで高級感とスポーティさを両立させた雰囲気、三菱のエンブレムとAMGのロゴの不思議なコラボ…このクルマの魅力はいろいろあります。
2代目デボネア共通のデザインではありますが、リアタイヤの上部が隠れるデザインのホイールアーチもまた、AMGのレーシーな雰囲気にマッチしていてより魅力的に映ります。
いんやぁカッコいいですなぁ!
ちなみに2代目デボネアは1989年にMCを行うのですが、ホイールのデザインや3.0のエンブレムがあることを考えると、1989年以降の後期型と分かりました。