トヨタ コロナマークⅡ２ドアハードトップ２０００ＧＳＳ（ＲＸ２２）
１９７２～７３年式
神奈川県東部にて ２０１２年９月１６日撮影
カローラ の隣にあった旧車は、２代目コロナマークⅡでした。
コロナマークⅡは、コロナのチョイ上級モデルとして、いわばコロナの上級モデルであったクラウンと、コロナの間を埋めるようなモデルとして１９６８年に登場しました。上級モデルでは珍しく、国内ではかなり人気のあった車種であり、１９７６年に姉妹車のチェイサーとクレスタの登場により、高級車ブームの引き金となった車種でした。
この個体は２代目で、まだ頭にはコロナの名は残っていた時代のクルマです。２代目は日産の花形、スカイラインのＧＴに対抗する形で、クラウンから移植した６気筒エンジンモデル「Ｌ」が登場した代でもあります。セダンのセミファストバックのデザインがスカイラインにも負けないほどの美しいデザインとなりました。このグレードは、初代から存在するスポーツモデルのＧＳＳで、４気筒２０００ｃｃＤＯＨＣエンジンが搭載されました。
今はもうマークⅡの名はありませんが、今現在ではマークＸとして地位を継承しています（コロナもプレミオとなりました）。
４台の中で一番年式が古いはずなのですが、状態は４台の中で一番良いかも知れません。ちなみに、お値段は４５万円とのこと。
この中古車屋にあった旧車はこれで全てですが、まだあと１台他の中古車屋にあった旧車があるので、明日それを紹介してこのシリーズは終了となります。