今回が通常回のラスト!
次回からは長期連載では毎度恒例の『The best』編をお送りします。
ある大物個体を目指して、ナビの案内に従って果樹園地帯を縫う狭隘農道をチマチマ走っているころころご一行。
しかし、道はあまりに狭く、側溝に落ちないように、両サイドから迫り来る草でボディを傷つけないようにと、あまりにゆっくり走っているためか、その大物個体はなかなか出てきません。
助手席のフォロワーさんと『この辺に、それかこの先の道に*****がいるはずなんですけど…いませんねぇ。。。』的な話をして、存在が見えない大物個体を不安と期待を胸いっぱいに抱きながら、道を進んでいきました。
しかし、とうとう草が生い茂り過ぎて道がほぼ塞がれてしまっている地点に出くわしてしまったので、仕方なく、クルマをバックでこれまたチマチマと戻して広い場所に止め直し、歩いていくことに。
そして夏の昼下がりのアツ~い日差しを浴びながら歩くこと数分…。
見えてきましたよ、大物が…。
その大物とは…?
ダイハツ ハイゼット
ライトバン デラックス(L35VD)
1966~67年式
山梨県甲府盆地にて 2018年9月9日撮影
初代ハイゼット!!
初代ハイゼットの草ヒロを通常更新で紹介するのは今回が初!
他の趣味人さんの記録によれば、長野や山梨ではそれなりに残ってはいるようですが、僕には縁がなかったのか大学生になるまで初代ハイゼットの草ヒロに出会ったことがありませんでした。
しかし、山梨の某所に初代ハイゼット後期型がいるという情報を得、ついにご対面の時がやってきたのです。
前期中期後期ひっくるめても初のご対面となる草ヒロ状態の初代ハイゼットを前にして、これまでの暑さ疲れは吹っ飛び、観察&撮影モードに突入。
色々な角度から拝み、そして写真を撮らせてもらいました。
半世紀以上昔のクルマながら、ボディの状態は思いのほか良好。全体的に錆は広がっててはいますが、崩壊寸前というよりはしゃんと立っているように見えます。
ガラス類の破損や欠品が見当たらないのも素晴らしいポイントです。