原生生物の紹介例については、こちらの記事を参照してくださいまし。
No.004
チビクマ
和名:クマデメマダラ(イヌムシ科)
運搬数:3~6
誕生数:5(『1』)/4(『2』)/3(『3』)
価格:2ポコ 体長:27mm
攻撃方法:捕食、振り払い、鳴き声
登場作品:『1』『2』『3』
関連生物:クマチャッピー、チャッピー、ダンゴナマズ、ダイオウデメマダラ、ケチャッピー、テンテンチャッピー、ヤキチャッピー、ハチャッピー、クイーンチャッピー、ベビーチャッピー、ペロチャッピー、ミズゾコデメウツボウ、ナガダンゴナマズ、コチャッピー、ユキチャッピー、テンコチャッピー、ヤキコチャッピー
[概要・生態]
①(『1』のEDより引用)
クマチャッピーの三齢幼生。
ほぼ成体の姿をしている。
②(『2』『3』のオリマーメモより引用)
クマチャッピーの三齢幼生。
ほぼ成体の姿となっているが、成体のように自分の「道」は持っておらず、まだ親の後をついてまわることしかできない。
[外見・鳴き声]
前回紹介したクマチャッピーをそのまま小さくしたような見た目。
鳴き声は、前々回紹介したコチャッピーと同じ。
『ワェッ!?』(ピクミンたちに気付いたとき)
『ヒャ!』(チャッピーやクマチャッピーを起こす声[ピクミン])
『ッポゥ!ワニャー…!』(一撃で倒された時の声[ピクミン])
『ヒャ!ニャー!』(一撃で倒された時の声[ピクミン2])
[行動パターン]
①(『ピクミン』での行動パターン)
クマチャッピーとは異なり、昼間も起きていおり、キョロキョロと辺りを見回している。
ある程度近付くとピクミンたちの存在に気付き(このときに『ワェッ!?』という鳴き声を出す)、ピクミンを捕食しようとスタスタ近寄ってくる。
逃げれば追いかけてくるが、地の果てまでもどこまでも追いかけてくるということはない。
どうやら縄張り(索敵範囲)のようなものがあるらしく、生息地から一定の距離まで逃げると追いかけることを諦め、元いた場所へと引き返す。
ただし、小チャッピーよりも索敵範囲が広いので注意。
ピクミンで取り囲んで攻撃すると、まとわりついたピクミンを振り払おうとする。
その時に振り払ったピクミンを間髪入れずに捕食しようとするため、振り払われる前に呼び戻すか、口に入れられたピクミンが飲み込まれてしまう前に倒そう。
単独で生息している場合もあるが、小チャッピー同士で群れている場合や、眠っているチャッピーの近くにいる場合もあり、『1』においてはチャッピーの近くにいる場合が厄介。
というのも、『1』のみに設定されている小チャッピーの性質として、小チャッピーにちょっかいを出す(例えば攻撃するなど)と、『ヒャ!』という鳴き声を上げて、近くで寝ているチャッピーを起こそうとする。
この鳴き声を聞いてしまうと確実にチャッピーは目を覚ましてしまうため、再び眠りにつくまで遠くへ逃げよう。
②(『ピクミン2』での行動パターン)
普段はあたりをキョロキョロしながら起きている。
『2』からは、オリマーたちやピクミンが近付くと、キョロキョロする速度が上がってから、こちらの方を見てスタスタ近寄ってくるようになった。
『2』では、縄張りがなくフィールド中をウロウロするようになったクマチャッピーの影響を受けてか、チビクマにも索敵範囲の概念がなくなり、どこまでも追いかけてくるようになった。
しかし、一定の距離以上離れると、ピクミンたちを見失ってしまうので、絶対に逃げられないというわけではない。見失ったあとは、元いた場所に戻ることはなく、見失った地点に留まるようになる。
この性質は実はオリマーたちにとっては都合がよく、クマチャッピーと一緒に行動している個体は倒すときは厄介であるが、この性質を利用すればクマチャッピーからチビクマを離すことが出来る。
前回紹介した、クマチャッピーの対処法『おとり作戦』を使って、クマチャッピーの注意を壁越しのピクミンなどにひかせている間、クマチャッピーに付きまとっているチビクマに近付くと、チビクマだけがオリマーたちの存在に気付き、そのままクマチャッピーから引き離すことが出来るのだ。ただし、クマチャッピーに近付きすぎると、クマチャッピーもこちらの存在に気付いてしまって失敗するので、チビクマは気付くけどクマチャッピーは気付かないという絶妙な距離感を狙って近づく必要がある。
[倒し方]
①(『ピクミン』での倒し方)
・大量のピクミンで取り囲み、袋叩きにする。
→小型サイズの原生生物ということもあり、体力はチャッピーと比べ物にならないくらい少ない。ピクミンが15匹もいれば充分安全に倒せるだろう。
しかし、倒すのに時間がかかってしまうと、まとわりついたピクミンを振り払ってきたり、近くで寝ているチャッピーを起こそうとしてくるため、あまりもたつかないように注意されたし。
・背中にピクミンを1匹、2回投げつける
→小チャッピーは背中に1匹のピクミンを直撃させればを一撃で倒すことができたが、チビクマは体力があるため、一撃で倒すことはできなくなった。
2匹のピクミンを投げつけよう。
投げつける際は、チビクマがコチラに気付く前に、少し遠くの位置から投げつけれることを心掛けること。気付かれてしまうと、こっちに向かってきたりウロチョロしだしたりするため、背中に狙い撃ちするのが少し難しくなってしまうのだ。
・近くでバクダン岩を1個爆発させる。
→『1』では、黄ピクミンがバクダン岩を扱えるため、1匹の黄ピクミンを小チャッピーの側に投げる。
②(『ピクミン2』での倒し方)
・大量のピクミンで取り囲み、袋叩きにする。
・背中にピクミンを投げつける。
・紫ピクミンを投げつける。
→前々回はピクミンについて語ったが、紫ピクミンの能力の一つにホーミング能力がある。要は、狙いが多少ズレても紫ピクミン側が補正してくれて、原生生物にドンピシャで当たるようになるのだ。よって、チビクマを一撃で倒すには、『2』では紫ピクミンを使った方がよいだろう。
しかも、紫ピクミンには、ほとんどの原生生物を麻痺させる能力があり、チビクマも例外ではない。ホーミング能力をもってしても直撃しなかったとしても、そばに紫ピクミンが落ちさえすれば、その衝撃でチビクマの動きが一定時間止まる。その間に、隊列に残っているピクミンたちをけしかけて倒してしまおう。
③(『ピクミン3』での倒し方)
・大量のピクミンで取り囲み、袋叩きにする。
・背中にピクミンを投げつける。
→『3』では、ロックオンという機能が追加され、ピクミンを投げる場所を正確に狙えるようになった。なので、『1』『2』と比べて圧倒的に確実にコチャッピーの背中にピクミンを当てることが出来る。
・近くでバクダン岩を1個爆発させる。
→『2』ではピクミンが扱うことができなくなったバクダン岩だが、『3』では、再びピクミンが扱えるように。しかも、黄ピクミンだけでなく、全色のピクミンがバクダン岩を扱えるようになった。
[補遺]
前々回紹介したコチャッピーは、チャッピーを小さくしたような姿の原生生物ではあるが、それはチャッピーの子供ではなく、チャッピーに擬態したパンモドキ科の生物という凝った設定でした。
それに対してこのチビクマは、正真正銘のクマチャッピーの子供で、イヌムシ科となっています。
チャッピーに擬態した生物もいるけど、ちゃんとチャッピーの子供もいるよという、この妙な設定の細かさがリアリティを出してて好きです。
チビクマは三齢幼生ということになっているので、脱皮を2回繰り返したときの姿。
脱皮を何回繰り返したらあの立派な体格になるのかは分かりませんが、可愛らしいチビクマがちょっとグロテスクなクマチャッピーになると考えると複雑な気持ちです笑
『2』『3』では、クマチャッピーがフィールドをウロチョロするようになったことに合わせて、チビクマは、クマチャッピーが近くにいると、クマチャッピーのそばに寄って後ろをヒョコヒョコついていくようになりました。
その様子がすっごく可愛いんですよね~。
クマチャッピーが狂暴なので、チビクマと一緒にいるクマチャッピーに出会ったら癒されている余裕はそこまでないのですが、ホントに可愛いんです笑
やっぱり親子って感じがしますね!