日産 アトラス１５０ロング フルスーパーロー 偏平シングル（Ｎ－ＡＧＦ２２）
１９８８～９２年式
静岡県伊豆半島にて ２０１１年１２月２７日撮影
「過去探より」編は多分今日で終わりとなります。
潮の匂いが微かに漂う、静岡県有数の漁港町で現役の初代アトラスを発見しました。撮影は１２月の終わり頃と、本格的に季節が冬へと移り変わる時期で行いましたが、西日が眩しい黄昏時に撮影したという記憶ばかりが残り、２年数ヶ月経った今、寒さは思い出すことができませんでした。
グリルがカラードとなった後期型とは言え、今時現役でそう見られるクルマではなく、クルマへの関心が薄れていた自分を再び目覚めさせてくれたクルマでもあります。
建設業者で働いていたらしく、色あせかけた当時のナンバーが彼の労功っぷりを示してくれます。今でも働いているとすれば最低でも２２年間頑張ってきたことになりますね。一部欠けたり錆びたり全体的に色が霞んできたりと、少々くたびれている印象を受けましたが、これからも現役車生を歩んでいってほしいものですね。