Quantcast
Channel: ころころな趣味。
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2564

夏休み!西の自動車博物館を訪問!(1)

$
0
0




いすゞ ヒルマン・ミンクススーパーデラックス(PH100)

1961年式

交通科学博物館にて 2013年8月6日撮影


トヨ博の撮影した外車は先週で紹介しきったため、シリーズ連載計画 に倣って毎週火曜日は、「夏休み!西の自動車博物館!」改め「夏休み!西の自動車博物館を訪問!」シリーズをお送りします。

まずは、今年の4月に閉鎖されるという「交通科学博物館」の旧車たちを紹介します。“交通”と称しているだけあって、自動車だけでなく、バイクや飛行機、鉄道も展示してありました。

ここの旧車はほとんど全てが寄贈品のため、塗装やメッキが劣化している部分も見受けられますが、寄贈品であるが故に当時モノのナンバーやステッカー類がそのまま残っているので、なかなか楽しめるところもあります。

このヒルマン・ミンクスも「埼5」の当時ナンバーが付いており、とても時代を感じさせる1台ですね。

因みに、ヒルマン・ミンクスは、いすゞがイギリスのルーツ自動車の部品提供によって生産されたクルマです。所謂ノックダウン生産というものですが、やがては全ての部品を国産化するまでに至りました。デザインはイギリス流なので、とても豪華なものとなっています。


こんなものまで残っていました。「有鉛ステッカー」というもので、1972年以前に製造されたクルマは、エンジンノックを防止するためにアルキル鉛を加えていました。ですが、有毒で大気汚染の原因ともなるために、1970年代からガソリンの無鉛化が進められ、有鉛か無鉛かが判別出来るように貼られていたステッカーです。これも時代を感じさせますね。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 2564

Trending Articles