三菱 ギャランGTOMR(A53CGR)
1971年式
トヨタ博物館にて 2013年3月9日撮影
今日は、1969年に登場したコルトギャランのHTクーペとして1970年発売された、ギャランGTOを紹介します。
MⅠ、MⅡ、MRの3つのグレードが用意され、最上級グレードであるMRは、三菱車で初めてDOHCエンジンを搭載しました。“MR”というのは“三菱(Mitsubishi)レーシング(Racing)”の略で、今後の三菱車のスポーツモデルのグレードとして冠されていることからも、このクルマに懸ける意気込みの大きさが垣間見えますね。デザインはマッスルカー(1960~70年代の大排気量のアメ車)を意識したものとなっており、ダックテールがその一つとして挙げられます。MR専用の2つのエアインテークがあるためか、アメ車を意識したデザインのためか、それなりに大きく見えますが、これでも5ナンバーサイズなのですから驚きです。
最近の三菱は、軽自動車もEV以外全部OEM、になってしまいましたし、あまり活気が感じられない気がします。スポーツカーもランエボだけになってしまいましたが、(個人的に)一番輝いていたと思う70年代、80年代の頃のように頑張って欲しいものですね。
おまけ
三菱 ギャランGTO2000GSR(A57CNGT)
1975~77年式
家より半径1km圏内にて 2012年1月25日撮影
前期型の草ヒロ画像で適当なものがなかったので、後期型の草ヒロ状態のものをお送りいたします。前期型との違いをお楽しみください・・・?