三菱ふそう B906R(国鉄専用型式)
1969年式
交通科学博物館にて 2013年8月6日撮影
交通科学博物館の展示車両はこのバスで最後となりますが、旧車が置いてあるゾーンとは別の場所に独立して展示されておりました。
国鉄の高速バス事業展開のためだけに作られた、東名ハイウェイバスの第1号車。ベースは三菱のB9系大型バスで、現在のエアロクイーンの前身だといえば分かりやすいでしょうか。国鉄(現:JR)が運行している夜間高速バスはドリーム号という名で呼ばれ、現在も全国で運行されています。
フロントグリルの真上に取り付けられている方向幕。シワの発生した紙が年季を感じさせます。
「国鉄」の文字とツバメマーク。このマークは、若干デザインが変更されているものの、JRバスで現在も使用されています。
日本国有鉄道を意味するJNRマーク。