トヨタ トヨペット・クラウン(RS)
1955年式
トヨタ博物館にて 2013年3月9日撮影
前回紹介したスーパー が個人所有向けへとシフトした後継車種が、今でもトヨタの高級車枠を務めるクラウンでした。で、タクシー向けに開発されたものがマスターでしたが、クラウンもタクシーに十分使えるということで、マスターの存在意義が無くなったのは、前回お話した通りです。
外国の会社に頼らない、純国産をモットーに作られた初代クラウンは、当時の路面状況に適した独立懸架や3枚板バネによる良い乗り心地がタクシー用途にも喜ばれ、タクシーとしても活用されるに至ったのです。真空管式カーラジオやヒーターを備えたデラックスバージョンもありました。
今日からは、「クラウン祭り」と言える程のたくさんのクラウンが登場します。初代から10代目まで、歴代クラウンが大集合。クラウン好きの方、必見です。