トヨタ クラウン4ドアセダンスーパーサルーン3段コラム(MS60-NG)
1972年式
トヨタ博物館にて 2013年3月9日撮影
皆さんご存知、「くじらクラウン」の登場です。
1971年にFMCして4代目となったクラウンですが、“スピンドル・シェイプ”と呼ばれる丸みを帯びた紡錘形のデザインと、ボディと一体化したカラードバンパーが採用され、デザインは時代を先取りしたものとなりました。問題はその先で、その革新的デザインによって保守的なユーザーには敬遠され、「クラウン史上最大の失敗作」とも揶揄されました。ですが、その特徴的なデザインが旧車ファンに好まれ、「くじらクラウン」の愛称で親しまれています。
ちなみに、当時のクラウンの最上級グレードである、スーパーサルーンが出たのはこの代からで、「トヨペット・クラウン」から「クラウン」になったのもこの代からでした。
おまけ
トヨタ クラウン4ドアセダンスーパーサルーン(MS60)
1973~74年式
家より半径10km圏内にて 2012年4月22日撮影
おまけとして紹介させていただくのは、家からちょっと近い所にある整備工場にて発見したくじらクラウンの後期型。後期型になってバンパーも一般的な独立型に変更されました。グレードは、博物館にあったものと同じのスーパーサルーンです。