スバル 360(K111)
1963~64年式
山梨県甲府盆地にて 2013年3月23日撮影
「The best編」最初の草ヒロ、つまり第3位の草ヒロは・・・、2日目の甲府盆地を探索した時に発見したスバル360でした。
「スバル360なんて、現役でも普通に(?)見るし、珍しいなんてこと無いじゃん」と、思ったそこのアナタ、これはただのてんとう虫ではないのです。フロントが崩壊気味ですが、リアを見ていただくとお分かりいただけますね?横型のルーバーに、リアフェンダーについたリフレクター、そしてやけに小さいテールランプ穴。これはもしや、デメキンでは・・・?
と、言いたいところですが、これはデメキンと呼ばれる初期顔モデルではありません(爆)。ネタバレしますと、これは、一般的な後期型スバル360の顔ではありますが、リアはデメキン顔に準じたものとなっている、前期から中期型への過渡期モデルといった個体なのです。言ってしまえば中期型の前期型ですね。
この個体はリアから発見したので、「まさかのデメキンかッ!?」と驚きましたが、サイドウィンドウが引き違い式ではないので、デメキンでは無いと分かり意気消沈。とは言え、中期の前期でも十分レアだと思われ、スバル360の正統派草ヒロもそう見られないので「The best編」にて紹介させていただきました。
あの時紹介したミニキャブ の隣にいた目と鼻の先のモザイク草ヒロとは、このてんとう虫のことでした。この草ヒロ達もレンタサイクル無しでは見つからないような場所にあったので、レンタサイクルの有り難みが充分伝わりました。