スズキ スズライトTL
1959年式
スズキ歴史館にて 2013年4月7日撮影
スズライトは1959年に2代目へとFMCを遂げました。形やデザインが大きく変わり、初代よりも可愛らしく、何かの動物に形容できそうなお顔になったのです。これは顔が最もシンプルな前期型で、フロントウインカーは勿論、リアウインカーもありません。アポロ式ウインカーの時代の名残なのか、Bピラーに設置された小ぶりのウインカーが前後兼用となっているようです。
駆動方式は先代同様FFを採用していたので相変わらず荷室は広々としており、高い人気を博しました。発売から1年の1960年には5824台が売れたと、説明板には書いてありましたが、それでも今現在全く見ないのは、軽乗用車という立場だからでしょうか。