スズキ スズライトフロンテ(TLA)
1962年式
スズキ歴史館にて 2013年4月7日撮影
実は、これまで販売されてきたスズライトはバンとしての位置付けだったようで、そのスズライトの乗用車モデルとして登場したものが、このスズライトフロンテです。フロンテといえば、1979年にアルトが出てくるまでスズキの看板車種であった1台で、今日ご紹介するこちらが初代フロンテとなります。
ちなみに、フロンテの登場以降、スズライトはスズライトフロンテのバンVer.として明確に性格付けされ、顔を変えつつスズライトフロンテがFMCする1967年の1年後、つまり68年まで生産が続けられました。
このスズライトフロンテは、グリルの形がまだスズライトの面影があるように、スズライトフロンテの最初期モデルでTLA型といいます。FMCする5年間に2回MCが行われており、それぞれFEA型、FEA-Ⅱ型と呼ばれています。
FEA-Ⅱ型は次週ご紹介しますし、FEAは実物はありませんでしたがカタログコーナーにカタログが展示されておりましたので、それもご紹介致します。FEA-Ⅱ型は、塩尻のヌシの1台として緑色の個体がいたことが有名ですよね。残念ながら、僕が発見する前に撤去されてしまったようですが・・・(泣)。