スズキ フロンテ360デラックス(LC10)
1967年式
スズキ歴史館にて 2013年4月7日撮影
スズライト時代からFFレイアウトを採用してきたスズキですが、名前がフロンテになって2代目の時点で急転換。FFから一転してRRレイアウトになりました。初代にひけを取らない可愛さの丸みを帯びたデザインでデビューし、「コークボトルフロンテ」との愛称があります。
見た目は可愛くても中身が高性能なのが2代目フロンテの真髄です。デビュー当時最高の性能だったN360に対抗すべく、21psを発生する直2エンジンから直3へと変更されて馬力もNコロの31psに若干近い25psを発生しました。そして1968年にはNコロをも凌ぐ36psを発生するスポーツモデル、フロンテSSが追加されました。軽自動車の馬力戦争が勃発したのはこの時期からですね。
「Suzuki」と「DELUXE」のエンブレム。
おまけ
スズキ フロンテ360デラックス(LC10)
1967~70年式
長野県佐久盆地にて 2014年4月29日撮影
参照:未紹介個体のため参照無し
未紹介個体のため多くは語りませんが、GW前の昭和の日に行なった佐久地域の探索で、2代目フロンテの草ヒロが初発見となったのでご紹介します。
グレードや色・ホイールまで全くスズキ歴史館のものと一緒でした。