三菱 ミニカ’70スーパーデラックス(A100)
1969~70年式
山梨県甲府盆地にて 2013年9月22日撮影
ストリートビューで発見した時は、撮影時期が夏であるということと、道路からの撮影であるということで「360ccの軽」とまでしか推測できなかったので、車種は行ってからのお楽しみでした。で、実際行ってみると、今まで発見したことがなかった2代目ミニカの草ヒロでした。初発見する2代目ミニカの草ヒロなので、少々テンションアップ。
2代目ミニカは、年ごとにMCする度に車名が変わるというややこしいモデルでして、ミニカ’70に始まり、ミニカ71、ミニカ72と名前を変え、最終的にミニカ73になって3代目ミニカへFMCしました。これは、ミニカ’70の中でも1969~70年まで生産された前期型で、「minica」のエンブレムが下部に位置していることが特徴です。
この個体は果樹園の中に鎮座するためか、農薬によると思われる損傷が激しく、窓ガラスもほとんど無くなり、物置としての機能を果たしていないことでしょう。タイヤの埋まり具合から放置歴の長さが窺えます。
「minica」エンブレム。
うっすら見えるエンブレム跡が哀愁を誘います。下の跡はスーパーデラックスに付くエンブレムです。
窓ガラスが無いため撮影出来たインパネ。昔のクルマだけあってとても簡素です。スピードメーターが120km/hまでしかありません(現在の軽は140km/h)。しかし、実際は更に遅い110km/hしかでなかったそうな(自動車ガイドブックより)。