トライアンフ スタッグMkⅠ
1970~72年式
山梨県富士五湖地域にて 2014年5月6日撮影
このシリーズはもうそろそろ終わります。最後を飾るのは、予想外の大物、トライアンフ・スタッグです!
・・・といっても、このトライアンフ・スタッグというクルマ、調べるまで知りませんでした(汗)。スタッグは、スポーツカーを主に製造するイギリスの自動車メーカー、トライアンフのクルマです。スタッグは4座スポーツカーとして登場、1970年にモーターショーで発表されるや否や好評を博しましたが、エンジンの不具合が見つかり、その影響が災いして1970~77年の7年間生産されたのにもかかわらず、約25000台しか生産されなかったそうです。現在では、その希少性とミケロッティによるデザインのため、人気を博しているようです。輸出向けは約6700台だそうで、その中で日本に入ってきたのは・・・1000台くらいでしょうか?その辺にお詳しい方、ご教示願います。
ボディタイプはソフトトップとクーペ風のハードトップが用意され、ハードトップも着脱が出来ました。非公式ではあるものの、スタッグは大きくMkⅠとMkⅡに分けられ、デザインに殆ど差異は無いものの、「何かが」違うみたいです(汗)。僕が調べた限りでは、デザインの違いとしてはサイドマーカーの形状しか見当たらず、サイドマーカーが薄っぺらいのがMkⅠっぽいです。
そんな貴重なモデルが何故こんな所で朽ちているのか分かりませんが、結構錆がキテいるので放置歴は長そうです。フロントグリル&ヘッドライトの欠損は部品取りによるものでしょうか。それでも、テールランプやホイールが残っているのは有り難いですね。
草ヒロはもう全て紹介し終わったので、来週は今回のドライブのハイライトを「番外編」と称してご紹介します。