スズキ フロンテ71 GO-W(LC10WGO)
1971年式
スズキ歴史館にて 2013年4月7日撮影
「コークボトル」と呼ばれた丸っこい先代の2代目フロンテ 対し、3代目フロンテは直線を多用し、車高が低くて幅広に見える「ワイド&ロー」のデザインを採用したため、「スティングレイ・ルック」と呼ばれました。今回は、2代目ミニカのように71、72というサブネームが付き、デビュー当初の1970年から71、1971年の11月から72と呼ばれているのが謎なところですね。
駆動方式は先代同様RR、エンジンは新設計の水冷エンジンを使用しましたが(デビュー当初は空冷のみ)、大まかな設計は変わっていないのか、型式は先代と同じLC10型です。が、全く同じというわけではなく、水冷を意味する“W”と、グレード名が後ろに付きます。空冷エンジン車はLC10-Ⅱ型となりました。この個体は1971年に追加された新グレードで、発売当初水冷モデルの中で最廉価だったGL-Wの装備をさらに簡略化した廉価グレード、GO-Wです。
ブログを書いている途中で気付いたのですが、このフロンテの顔って、ホンダの145クーペに心なしか似ていると思いません?スポーティに見えるのはこの顔のお蔭もあるのかも知れませんね。
グレードのエンブレムです。どこかかすんでいて、年季が入っている感じがしますね。