先々週予告しましたように、今回はこのシリーズのドライブのハイライトを紹介したいと思います。
いつも山梨県へ抜けるルートとしては、東名高速道路→R138→東富士五湖道路といった具合で山梨入りするのですが、そのルートも数えきれないくらい走っていまして、この探索の日は本格的な探索でないこともありまして、今までに一度も通ったことのないルートで走ってみました。
で、そのルートがこの静岡県道147号線/神奈川県道730号線/山梨県道730号線です。山中湖小山線という名前の通り、静岡県小山町と山梨県山中湖村を結びます。実は、僅かながらも神奈川県山北町も通るので、3つの県をまたがる県道ということです。
富士スピードウェイへ行く道とr147との交差点を右に曲がりますと、道路情報の看板も出てきまして、ここから本格的な山登りが始まります。
そこまでポピュラーな道ではないからか、センターラインが殆んど消えている個所もありました。交通量も多くなく、R138が渋滞した時の抜け道としても利用できそうです。
ここはちょっと綺麗でした。さすがに補修されたのか?
勾配は何と16%!世の中にはもっと急勾配な道路があり、30%越えのものもあるようですが、僕が今までに見た「上り/下り急勾配有り」の標識の中では一番の勾配でした。いくらターボが付いているとは言え、1トン超えの重たいジムニーではさすがにキツそうでした。
この道はマイナーなこともあってか、夜中には俗に言う「走り屋」が走りに来ているらしく、かなりのタイヤ痕が残っているところもありました。この峠、急なコーナーが少なく、緩い高速コーナーと直線が多かったので、高速コースと言えるでしょう。
ここで一時神奈川県に突入します。
なんと、もう5月だというのにまだ雪が残っている場所がありました!7月にもう一度ここを通ったところ、さすがに無くなっていましたが・・・。
神奈川県の区間はすぐに終わり、山梨県突入です。特に眺望は良くないのですが、近くに登山道がるのでハイカーの方が停めていったのか、駐車スペースにはクルマが何台かいました。
この峠の名前は三国峠です。静岡・神奈川・山梨の3県を跨るためだからこのような名前になったのでしょう。う~ん、納得。標高は1162mのようです。富士山の約3分の1の高さですネ。
三国峠を過ぎて、あとは楽~なダウンヒル。ヒルクライムでヒィヒィ言っていたジムニーが嘘のように走ります(笑)。途中で、とても眺望の良い場所を発見したので即停車。そして即撮影に踏み切りです。
富士山と山中湖のツーショット。晴れた日に撮影していれば、もっとイイ写真が撮れたことでしょう。そしてもっと広角なレンズを持っていれば富士山と湖全体を写せたことでしょうに・・・。
この峠で数少ない急カーブを抜けると、いきなり超ロングストレート区間のお出ましです。だいぶ下ってきました。もう山中湖畔は間近です。
山中湖北部を通る県道、r729沿いにある山中湖畔の駐車場にて記念撮影しました。やっぱり晴れている日に撮影した方が良さそうですねぇ。富士山の雪が雲とほぼ同化してしまっています。
偶然入り込んでしまった(?)狭い林道のような道(オフロードです!)を走っていくと、先程の駐車場よりも良く見えて、静かに富士山を堪能できる場所に到達しました。更に・・・
廃墟も見つけてしまいました(笑)。見たところかなり大きな建物で、全面コンクリートだったので恐らく建設途中で放棄されてしまったのでしょう。建設途中の廃墟というのはたま~にあります。中に入る気は起りませんでしたが・・・。
後で調べてみると 、この建物はリゾートマンションとして建設される予定だったようです。
本来は先週ご紹介する予定だった記事ですが、忙しくて更新できず、申し訳ございませんでした。そして、
最後まで読んで下さった皆さん、ありがとうございました!