スズキ フロンテクーペ360GX(LC10W)
1972年式
スズキ歴史館にて 2013年4月7日撮影
スズキの2シータースポーツクーペとして1971年に登場したのがフロンテクーペです。デザインはジウジアーロがデザインしたものをベースにスズキが煮詰めたもので、そのためかジウジアーロキャリイにどこか似ています。あんなに小さいサブロク時代のボディサイズにも関わらず、ちゃんとしたスポーティなナリになっているのが良いですねぇ。
直3エンジンで37psしか発生しませんが、480kgという超軽量ボディのため、コーナリング時の俊敏さは同じくRRのスポーツカー、ポルシェ911と負けるとも劣らない???サブロク時代はスリムだったフロンテクーペですが、550ccへの軽規格変更のために対策したのがセルボで、こちらはずんぐりしたデザインになってしまったので残念に思います。まあ、仕方の無いことなのですが。
ちなみにこれは1972年に追加された2by2のGXというモデルであります。