日産 エコーロング幼児車(GHC141)
1963~64年式
家より半径15km圏内にて 2012年11月22日撮影
前回 書きました、とある超大物が集うヤードのボスというのは初代エコーです!僕のブログを昔から読んでくださっている方なら、この個体に見覚えが有るかと思いますが(参照:4月最初の県内探索(5) )、初発見時は心臓が止まるかと思うほど驚きました(笑)。その時までは初代エコーどころかエコー自体見たことがなかったので、珍しい初代エコーが自宅から自転車で行ける範囲にあると分かった時は相当嬉しかったですね。
方向幕やランプ類は割れ、所々にサビは浮き出て内部には植物が侵食しているなど、草ヒロの要点をしっかり抑えていて、もう貫禄抜群。まさにこのヤードのヌシと言って良いでしょう。車検シールも相当昔のものだったので、放置歴は25年は超えていると思われます。
初代エコーを大雑把に分けるとこれは、メガネをかけたような特徴的なフロントデザインになった後期型となり、窓が2分割されているので更に細かく分けると前期型、よって後期型の前期型となります。リアには非常扉と思われるものが見受けられるので、現役当時は幼児車(幼稚園バスのこと)として使用されていたということが分かりますね。貴重な遺産なので、僕的にはこのまま撤去されて解体や直行とはならず、この地に鎮座していて欲しいと思っています。
おまけのエンブレムです。
前回撮影時には驚きのあまりエンブレムを撮るのを忘れていたので、この際撮影してきました。1900ccのエンジンを搭載するため、“1900”のエンブレムが付いていたようですが、今は“90”の部分が取れて“1 0”になっています(笑)。