トミカを沢山集めていくとトミカが梱包されている“箱”がどんどん溜まっていきますよね。幅広い年代のトミカを集めていくと、その箱のデザインが微妙に変わっていくことに気付きます。僕は黒箱と青箱は所有しておりませんが、赤箱のバリエーションがある程度集まってきましたので、ここで“番外編2”と称しましてご紹介したいと思います。
これを見るまで知らなかった方は、お宅のトミカの箱を確認してみては?「これ以外にも違う箱があるよ」という方はどうかご教示くださいませ。
1994年(推定)から現在までの箱で5種類のバリエーションがあると判明しております。では、その違いを写真を用いて説明していきましょうか。
上段左から「箱1」、「箱2」、下段左から「箱3」、あ「箱4」、「箱5」と便宜上呼ばさていただきますね。番号が若いほど古くなっています。
正面からでは、1・2と3・4と5の違いが一目瞭然ですね(もちろん、車種や番号、シールの違いを除きます)。1・2は「TOMY」のロゴが昔の赤い丸みを帯びたロゴになっており、3・4は少し昔の青く鋭いロゴで、5は現在でも使われている、タカラと合併後のロゴになっています。
他には、昔のトミカの箱に表記されていた「スーパースピード」が、「4」の箱からは表記されなくなったり、車名とギミックのフォントが、青ロゴになった「3」の箱から変更されているという違いがあるのも判ります。
お次は裏を見てみましょう。
この画像で初めて、「1」と「2」の違いが分かりますね。「1」では箱の上部に大きく赤い帯に番号と車名が書かれていますが、「2」では箱の左側に番号だけが書かれて車名の表記が無くなりました。それに、「2」ではTOMYロゴが小さくなったり、日本玩具協会の「STマーク」が表記されるようになったり、トミーのHPのURLが表記されるようになったりました。URLが表記されるようになったのには時代の流れというものを強く感じます。
「2」から「3」になると「盲導犬マーク」が追加され、他にも細かい違いが散見されます。「5」になるとトミカの文字がロゴに変更され、やはり他にも色々変わっていますが、一つ一つ書くのは面倒なのでやめておきます(爆)。
・・・ですが、ここまで見ても「3」と「4」の違いは分かりませんねぇ。
更に上部を見てみましょう。
ここでやっと「3」と「4」に違いが現れてきます。「3」まではトミカに関する説明が箇条書きで書かれていましたが、「4」からは材質表示が加わります。トミカが世間にもかなり一般的になってきて、材質表示の表示が義務付けられたための変更でしょうね。それでも、「集めよう!楽しさいっぱい!ミニカーの王様」のキャッチが表記されたままなのがイイですね。
次は下部です。こちらは一見するとどれも同じように見えますが、注意してみると違いがあることがよ~く判ります。
「1」では注意書きが赤色で表記されていましたが、「2」では文字がピンクに変わり、「くちにいれないマーク」が加わりました。「3」からは「注意(ちゅうい)」の文字の太さが細くなり、大きさが大きくなりました。そして「4」からは3つ目の注意書きが書き加えられて現在に至ります。
最後にフタが付いている面を見せましょう。
これこそほとんど同じですが、注意深く見ると車名のフォントや大きさに違いがあることが判りますね。
取り敢えず以上です。赤箱は結構沢山持っているコロニーですが、いつかは黒箱や青箱も手に入れたいなぁと思っております。
最後まで読んでくださった皆さん、ありがとうございました!