トヨタ パブリカバン700デラックス(UP16V-D)
1964~66年式
レア度:★★★☆☆(超大物とまではいかないが、現役・草ヒロ共に全然見ない。見つけたら堂々と自慢してもいいレベル)
今までの発見台数:1台 山梨・長野での発見台数:1台(共に700バンの発見台数)
長野県松本盆地にて 2014年4月5日撮影
レア度「2」の草ヒロとして紹介した3代目コロナバンの前期型 の写真にちらっとリアが写っていたので、目敏い方は既に気付いていらっしゃたかも知れませんが、今日は初代パブリカバン前期型の草ヒロです。
初代パブリカにバンが追加されたのは1962年、バンにデラックスが設定されたのが1964年からなので、これは64年以降のモデルということになります。それでも十分古く珍しいことに変わりはありません。やはり初代パブリカといえばUP10型がまず思い浮かびますし、デザイン的にもこっちのほうが好きです。この現代のクルマにはまず無さそうな渋い色がまた最高です(何色といえば良いのでしょうかね?コレは。)。
まだこの1台しか見たことがないパブリカ700バンですが、長野県松本盆地にはなんと、700バンが他に2台残っているというのです!それらも是非とも見つけたいところですねぇ。撤去はだいぶ進んだそうですが、松本盆地はまだまだ奥が深そうであります。
それにしても、一つの果樹園に60年代の大物級のライトバンが2台も草ヒロしているとは・・・、何とも豪華な並びです。農薬の脅威でボロボロに朽ちながら、土にも埋まりながらも、物置として頑張っている姿には感銘を受けます。これからも「相棒」が撤去されないよう、はたまた2台一気に撤去されないよう、末永くこの2台の並びのまま頑張って欲しいと思いました。
「PC」
パブリカはパブリック・カー(Public Car―大衆車)を省略したものらしいです。つまり、フォルクスワーゲン(大衆車)の「VW」と似たようなものということですね。
「Publica」
筆記体って、なんか格好良くて好きです(笑)。
「DELUXE」
金色に塗られたエンブレムがデラックス感を醸し出しています。