サンビーム アルパイン シリーズⅠ to Ⅴ(右)
1959~68年式
サンビーム レイピア シリーズⅣ or Ⅴ(左)
1963~67年式
茨城県県北地域にて 2013年4月29日
さぁ始まりました、「ツインリンクもてぎに行ってきました!」シリーズ。最初は、帰りの道中で見つけたものをご紹介。
ツインリンクもてぎの帰り道、割と交通量の多い国道を走っていますと、外国の旧車が固まって放置されているヤードを発見!しかも丁度良く駐車スペースもあったので、手軽に撮影できました。まず紹介するのは、メインのヤードから数メートル離れたところに放置されていた旧車2台から。
その旧車と言うのは、イギリスの自動車メーカー・ルーツのブランドの一つ、サンビームのアルパインとレイピアです。・・・・・・と言っても、知らない人が多いことでしょう。僕はただでさえ外車はよく知らないというのに、色々なメーカーやブランドが繁栄していたイギリスのクルマとなるとサッパリです。車種が分かったのも、アルパインに「SUNBEAM」のエンブレムが付いていて、そこから色々調べたからであります。
車名を調べたついでに知ったことを書きますと、サンビームというのは、元来独立していた自動車メーカーであり、最初は自転車の製造から始まりました。フランスのメーカーと合併したり、世界恐慌の影響でルーツグループに編入を余儀なくされたりと、色々とあったものの、自動車の速度記録を更新したり、グランプリレースで優勝したりと技術的にも優れたメーカーだったのです。
そんなサンビーム、日本にも伊藤忠自動車を通じて比較的多数が輸入されていたらしいですが、それでもレアなことには変わりありません。アルパインは現役やイベントでも少ないながら見たことがありますが、レイピアはまだこの1台しか見たことがありませんからね。
リアしか見ていないので細かい年式の判定は出来ませんでしたが、右のアルパインは「マークⅠ、マークⅢ」と呼ばれた(マークⅡはありません)更にに昔のモデルではなく、「シリーズⅠ~Ⅴ」と呼ばれたモデルだと分かりました。そして、左のレイピアの方はテールフィンの形状やデザインから、後期モデルのシリーズⅣかⅤだと判りました。
見ての通りナンバー付きのまま放置されており、ここに停めておいたらいつの間にかこうなってしまったかのような感じですね。
この画像だけでも更に詳細な年式の特定が出来るという方、もしいらっしゃいましたら、是非コメントでご教示いただきたく思います(写真は撮れなくても、前に回って顔ぐらい見ておけば良かったなぁ)。