日産 ダットサン・サニーエクセレント
4ドアセダン1400GL(PB110G)
1971~73年式
群馬県西毛地域にて 2014年1月12日撮影
今日から、大連載計画PartⅥに従って連載していきます。
さて、再開一発目の草ヒロは・・・残念ながら本格的な草ヒロではなく、ヤードモノですが、ちょっとレアなのでお許しを。
これは、大衆車サニーのボディをストレッチし、専用グリルを設えることで上級感を演出したサニーエクセレントです。サニーエクセレントと言えば、3代目サニーがベースのものを思い浮かべる方が多いことでしょうが(実際私はこれを発見するまでは、3代目ベースのものしかないと思ってました)、実は2代目サニーが登場してから1年遅れて販売されていたのです。
・・・ところで、ロータリーエンジンと言えば、やっぱりマツダですよね。ご存知の方もいるかと思いますが、実は日産も、オイルショックが訪れる前はロータリーエンジンの開発にも力を入れていたのです。で、そのロータリーエンジンが搭載される予定だったのが、このサニーエクセレントとニューシルビア(2代目シルビア)でした。しかし、発売までに開発が間に合わず、オイルショックの影響もあってか、その計画はオジャンとなってしまったそうな。
この個体に関してですが、タイヤはパンクし、自慢のメタリックボディにも錆が発生しているところから放置歴の長さが窺えますが、オリジナルのホイールキャップが未だ残っているというのがエクセレント!フォグランプも良いアクセントとなっています。