今日の12時に「草ヒロ物語」についてお話したので、今から「草ヒロ“撤去”物語」を紹介していきたいと思います。
この復活記念特別企画の初期段階では「草ヒロ物語」単体でいくつもりでしたが、撤去されてしまった草ヒロにも日の目を見させたい、「草ヒロ研究所」に敵対する組織があった方が物語として面白そうだと思ったので、この物語も考えました。そう、「草ヒロ撤去物語」は、草ヒロをどんどん撤去していく組織の草ヒロ撤去記録を物語にしたものなのです!
では、これから「草ヒロ物語」に登場するキャラたちを紹介していきたいと思います。・・・あ、念の為に例の常套句をまたまた書いておきますが、以下に紹介する人物・団体はフィクションであり、実在のものとは一切関係ありませんので、ご了承下さい。
○登場人物について
・信濃 徹(しなの てつ)
「草ヒロぼくめつ会」(詳細は後述)本部長(ボス)。とある理由(いつか判明するかも)で草ヒロを忌み嫌うようになった60歳。ボスとして活動するときは、黒スーツに身を包み、中折れハットをかぶり(たとえ室内でも)、葉巻を吸う。
ひょんなことで鉄木代(後述)と出会い、草ヒロを撤去しまくる「草ヒロぼくめつ会」を設立してもらった。それからというもの、草ヒロを捜索し、見つけ次第秘書(後述)のユニックで草ヒロをかっさらい、草ヒロの個体数減少に貢献できるようになったので、ボスは鉄木代に感謝しており、敬服している。この活動に多くの人々が共感したので、当初は1つだった部が各地方に最低1つずつ(詳細は後述)は位置するようになった。よって今は本部の部長として、草ヒロ撤去活動に勤しんでいる。・・・とは言っても、最近は、本部ではなく支部の会員たちが草ヒロ撤去に尽力している他、ボスとその部下は草ヒロの情報を掻き集めるために本部にずっといるため、草ヒロ捜索は行なえていない。ちなみに、草ヒロは嫌いだが、クルマ自体は好き。
・山中 湖太郎(やまなか こたろう)
ボスの手下で、40歳。スキンヘッドでサングラスをかけている。やはりボスの部下として活動するときは黒スーツを身に着ける。
その名の通り、山梨県の山中湖畔で生まれ、育ち・・・と言いたいところだが、残念ながら(?)河口湖畔で生まれ育ってきた模様。昔からその辺に捨ててあるクルマ(要は草ヒロ)を見て育ってきたので、ただのゴミとしか思っていない。「草ヒロぼくめつ会」に入会して、町をきれいにするために、ボスの腰巾着として尽力する。一応、ボスと同じく、クルマ自体は好きなようだ。
ちなみに、友達に「河口 湖太郎」、「西 湖太郎」、「本栖 湖太郎」、「精進 湖太郎」という人が、・・・いない(爆)。また、アメリカの友人に、エリー、スペリオル、オンタリオ、ミシガン、ヒューロンという人も、・・・やっぱりいない(爆)。
・上田 りんご(うえだ りんご)
「草ヒロぼくめつ会」本部の紅一点。ボスの手下で20歳。ロングヘアーですらりとした体形。そしてやはり黒スーツ。
その名の通り長野県上田市のリンゴ農家の子供として生まれ、果樹園にクルマを放置する風習(要は草ヒロ)を見てきたが、理解できずに16歳の時に「草ヒロぼくめつ会」に入会。しかし、高校へはちゃんと行き、20歳となった今でも大学へもしっかり通っているため、「草ヒロぼくめつ会」に姿を見せるのは主に休日のみ。ボスや山中と同じく、クルマ自体は好きらしい。
・水篶 刈男(みすず かるお)
ボスの秘書で45歳。とても有能で、ボスは全幅の信頼を寄せている。言うまでもなく、黒スーツ。基本的に草ヒロの撤去は秘書が行っている。
刈男という名前から、一時期は理髪師になろうかと思った時代もあったが、ボスと知り合ってからは、結局この仕事に落ち着いた。
・鉄木代 昭蔵(てつきよ しょうぞう)
「草ヒロぼくめつ会」会長、63歳。まあいわゆる、組織のドン。「草ヒロぼくめつ会」を設立した張本人。(物語には多分出ません。)
草ヒロをこの世の悪と考え、この世から草ヒロを一つ残らず消し去りたいと思っていたが、一人では何もできない。そこで、同じく草ヒロが嫌いだった徹(ボス)と知り合い、自分は会長になり、本部長として徹を任命することで、組織をここまで大きく成長させた。
会員からは陰で「ドン」と呼ばれ、恐れられているが、実は恐妻家らしく、5歳年下の奥さんには頭が上がらないらしい。意外な一面もあるもんだ。
○草ヒロぼくめつ会について
いつ設立されたかは明らかになっていないが、前述の通り、当初は1つだった部がいくつにも細分化された。一番最初に設立された部が、今の本部だ。
支部として北海道支部(旭川市)、東北支部(天童市)、関東支部(熊谷市)、北陸支部(富山市)、東海支部(豊田市)、近畿支部(奈良市)、中国支部(広島市)、四国支部(高知市)、九州支部(熊本市)があり、そして山梨と長野に至っては、更に細分化されている。明らかに草ヒロ研究所より規模が大きい。
ちなみに、なぜ「ぼくめつ」と平仮名になっているかと言うと、「撲滅」と漢字で書くと仰々しい雰囲気になってしまうから、とのこと。ドンのアイデアだ。
○登場人物のクルマについて
クルマ好きなら、人が何のクルマに乗っているのか気になるもの(多分)。ストーリーとは直接関係しないものの、ここでは5人が所有するクルマについて書きます。
・信濃 徹(ボス)
日産 フーガ350XV(CBA-PY50) 2004年式・同年購入
スバル BRZ S(DBA-ZC6) 2013年式・同年購入
色は、フーガがスーパーブラック、BRZがライトニングレッド。「草ヒロぼくめつ会」本部長として活動するときは、ボスのキャラにお似合いの黒い初代フーガに乗り、プライベートでドライブを楽しみたいときはBRZ、と使い分けているようだ。
BRZなのにWRブルーマイカではなく、ライトニングレッドを選んだのも珍しいもの好きのボスならでは。
・山中 湖太郎(手下)
マツダ ユーノスカーゴワゴン2.0サンルーフ4WD(Q-SSF8RE) 1992年式・1997年購入
色はグレイスフルレッドマイカとシルエットシルバーメタリックのツートン。ユーノスカーゴというのは、要するにユーノスマークを付けたボンゴの事。1990~93年のわずか4年間しか販売されず、希少車になっている。20年前、中古で売られていたものをなんとなく選んだものの、近年マイナー車に興味を持ち始め、激レアなユーノスカーゴを買っておいて正解だったと喜んでいる。壊れるまで乗り続けるようだ。
・上田 りんご(手下)
フォルクスワーゲン クロスポロ(ABA-9NBTS) 2008年式・2015年購入
色は女の子らしく、ポップなマグマオレンジ。中古で購入した。
・水篶 刈男(秘書)
トヨタ プリウスSツーリングセレクション(DAA-ZVW30) 2009年式・同年購入
ユニック車(車種未定)
色はアクアブルーメタリック(プリウス)。そこそこパワーがあり、快適で、どこへ行っても目立たないクルマを考えた結果、爆発的に売れた3代目プリウスとなった。よって、果樹園地帯をウロウロしてもそこまで怪しまれない。
どの支部も同じようなことを考えており、パッソ(初代)やフィット(初代)、ekワゴン(初代)、タント(2代目)などなど、目立たず、小さくて機動力の高いクルマを草ヒロ捜索車として採用している。なので100%秘書のクルマという訳ではないが、プリウスは秘書のお金で購入したので、秘書のクルマとした。ちなみに、プリウスを購入する前は、カローラ(9代目)が捜索車だった。
ユニック車は草ヒロ運搬用として各支部にも支給されるので、正確に言えば「草ヒロぼくめつ会」のものだが、秘書が運転することが殆んどなので、秘書のものとした。(車種はいつか決まるかも?)
・鉄木代 昭蔵(ドン)
三菱 ディグニティ(GH-S43A) 2000年式・同年購入
カラーはインディゴブルーU。新車で買うと1000万近くするクルマだが、ドンは金持ちなので難なく買えた。
以上です。
もし、来週から始まる「草ヒロ“撤去”物語」の記事にコメントをする方がいらっしゃった時の為に書いておきますが、コメントを書くと、「ボス」「山中」「上田」「秘書」の内の誰かが返信します!一応、「ドン」も含めた5人の中でリクエストも出来るので、お好きなキャラがいましたらどうぞ。恥ずかしながら、こういうこともやってみたかったので。・・・ま、作者(コロニー)をリクエストしても良いですが。