「ホンダコレクションホール」にあったクルマ達を紹介していく本シリーズですが、1台1台丁寧に紹介していくと回数が増えるので、僕が個人的に「オッ」と思ったクルマのみ紹介していきます。まとめて紹介することもありますので宜しくお願いします。
ホンダ T360
1963年式
ホンダコレクションホールにて 2013年4月29日撮影
まずはホンダ初の四輪自動車であるT360を。
4気筒DOHCに4連キャブを連装して30psを発生する、当時としては異例の高性能を軽トラックに与えたというのは、バイクのレースで活躍したホンダならでは。しかもMRなので運動性能も抜群。
現在販売されているホンダの軽トラであるアクティもMRであることをみると、T360の血が流れているのが窺えます。色味は若干違うものの、このポリバケツみたいなカラーもまだありますしね。
1967年式
ホンダコレクションホールにて 2013年4月29日撮影
次に、T360の後継として登場したTN360を紹介します。
T360の後継とは言え、エンジンは2気筒SOHCという普通のものに変わりました。やはり当時の技術では、構造が複雑な4気筒DOHCを量産するのはコストがかかったりして難しかったのでしょう。
T360より一般的になり数多くが作られたと思われますが、意外と発見数は少なく、草ヒロではまだ1台しか見たことがありません。T360は4台も見つけているのにです。TN360とは相性がよくないのでしょうか(笑)。