日産 サニートラック(B121)
1977~89年式
山梨県甲府盆地にて 2013年5月3日撮影
山梨県では、地元神奈川で見ることができないような旧車たちが割と普通に現役で見られます。今日は2台ご紹介しましょうか。
まずは、ベースとなったB110サニーが生産終了した後も、しぶとく90年代まで生き残ったサニートラックから。日本では1994年に販売終了してしまいましたが、南アフリカでは21世紀に入った後も「1400バッキー」という名で生産され続け、2008年まで現行だったというのだから驚きを禁じ得ません。
このサニトラは、田舎によくありがちな小規模のGSで働く小型のタンクローリーに改造されているようです。家の近くにも後期型のサニトラがGSで働いていますが、こういうパターンで生き残ることが多いのでしょうかね?
サイドのJOMOのロゴマークが懐かしいです。JOMOブランドが廃止された今、恐らくENEOSのロゴになっているでしょう。
三菱 ミニキャブ550(LO15)
1982~84年式
山梨県甲府盆地にて 2013年5月3日撮影
もう1台は、草ヒロの定番・3代目ミニキャブです。550になった当初はワイド55というサブネームがありましたが、81年のMCでただのミニキャブに戻りました。この個体は、ミニキャブになった後に更にMCされたものであり、後期型の後期型という分類になります。
見ての通りコイツはただのトラックではないようです。移動販売車風の改造が施されており、今も尚現役なので、本当に移動販売車だとしたらまだまだ頑張って働いていることでしょう。