スズキ フロンテ550(CB71)
1984~88年式
神奈川県西部にて 2014年11月3日撮影
L50キャリイのあった場所から更に薄暗い林の中へと進み、少しだけ光の差し込む所に出てきました。そこには錆に覆われたトタンの小屋があり、その傍らにいたのが、今日紹介するスズキのフロンテ。
大ヒットしたアルトの5ドア乗用車バージョンになった5代目から影が薄くなってしまったフロンテですが、この6代目は、同じ顔の2代目アルトに限定生産ながらも5ドア仕様が追加された為、更に影が薄くなりました。そして、1988年にFMCした7代目の時点で、アルトに5ドアが標準モデルで追加されたのでフロンテの存在価値がなくなり、1989年に消滅したのです。
この個体は小屋の隣にあったので物置として利用されている可能性は低く、L50キャリイと同じで遊び草ヒロでしょう。タイヤが地面に結構埋まっており、放置期間も長そうです。
この小屋もかなり長いこと使われていないのか、屋根が崩壊してしまっています。
この誰からも忘却されたような寂しい雰囲気が何とも言えない気持ちにさせてくれますね。
・・・実はこの写真のどこかに、“あるもの”が写っているのだが、お分かりいただけただろうか・・・。
来週の更新をお待ちいただきたい。←草ヒロしかないだろッ!