いすゞ ジャーニーK幼児車(CCM/CDM)
1976~84年式
神奈川県西部にて 2014年11月3日撮影
狭い山道をずんずん進んでいくと、バルコニー下の空きスペースにすっぽり収まっている廃バスが佇んでおりました。中型・大型バスは苦手分野なので、また車種が分からないだろうと思いながらクルマから降りると、エンブレムが残っているではありませんか!それでめでたく、いすゞの中型バス・ジャーニーKだということが分かりました。
それでもまだ不明な点がいくつかあります。ジャーニーKには年代によっていくつかの型式があり、取り敢えず1976年から1984年にかけて製造されたCCM/CDM型だというところまでは分かったのですが、CCMかCDMかの区別は出来ませんでした。
また、ボディの長さによっても分けられ、ホイルベースが3.7mのものはCCM370/CDM370といい、4.1mのものはCCM410/CDM410というのですが、ご覧の通り奥が見えないので分からずじまいでした。付近の地形から考えて、3.7mかとは思いますが・・・。
そして更に、ボディの製造元が川崎重工か西日本車体工業か北村製作所かで分けられるのですが、川重と西工の区別がつかない為、断定はできず。少なくとも、北村のボディでないことは確かです。まあ、発見したのが神奈川県西部ですから、川重製と考えるのが妥当でしょうか。
しかしまあ、冷静に考えてみると、あんな狭い山道沿いのこの場所に、何故この様な中型バスがいるのか疑問であります。相当な運転テクが無いとここまで到達できないのではないでしょうか。
そして、こんな人里離れた山奥に幼稚園バスがいるというのもおかしな話です。払下げ車両か何かでしょうかね?
周りの様子はこのような感じです。
手前は崖になっており、柱と柱の幅がこんなに狭く、切り返しスペースもないのによく入れたなぁと思います。