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草ヒロ“撤去”物語 ~The epilogue~

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前回の話

「草ヒロ“撤去”物語」を知らない人はコチラへ。

キャラクターの顔が見たい人はコチラへ。

 

上田 「ボス、山中さん、無事草滅会本部に到着しましたよ!お疲れさまでした。」

ボス 「うむ。上田も、運転ご苦労だったな。」

上田 「いえいえ、地元をチョロッと走っただけですから、全然大丈夫ですよ~!」

ボス 「そうか。ならいいが、あまり無理するなよ。」

山中 「さて、では早速今後地元のどこを探索するか決めましょうか!」

ボス 「まあ待て。そう焦るな。私はその前にちょっとやりたいことがある。・・・ま、取り敢えず中へ入ろう。」

手下達 「ハイ!」

 

秘書 「ボス、並びに山中さん、上田さん、探索お疲れさまでした。成果はいかがでしたか?」

ボス 「いや~それが全く想定外の探索だった。地元にしちゃあ大収穫だ!」

秘書 「そうですか。それは私としても非常に喜ばしい限りでございます。」

山中 「それに水篶さん、ただの草ヒロだけでなく、景観を乱しているような個体も多く発見しましたから、撤去しがいがありますよ!」

秘書 「そうですかそうですか。これは私も頑張らなくてはなりませんね。」

上田 「それに、草研の人達とも遭遇して、あたしビックリしちゃいました!」

秘書 「そんなことまであったのですね。これは後でじっくりお話を聞きたいところです。」

上田 「はい、あとでゆっくりお茶でもしながら話しましょう!」

ボス 「・・・。・・・よし、できた・・・!」

山中 「ボス、さっきから何やってたんすか?さっきもやりたいことがあるって言ってましたが。」

ボス 「ふふふ・・・。草研に対する挑戦状だ。草研、ならびに全国の草ヒロ好きを挑発するようなメールを書いて草研のPCに送り付けてやったぞ・・・。これで草研のヤツらも怒って対抗してくるに違いない。そして我々草滅会も本格的に地元の草ヒロ撲滅作戦を実行して、草研のヤツらに思い知らせてやるのだ。草滅会の本気をな・・・!」

山中 「流石はボス!やることが凝っていますねぇ~!」

秘書 「ええ、私には到底考え付かない作戦です。」

ボス 「ふふふ・・・。・・・今日はこのくらいにして、草滅会本部は解散だ。」

山中 「えっ・・・?今日はもう終わりっすか?作戦会議とかは・・・。」

ボス 「さっきも言ったろ?そう急ぐな。今日は地元探索とは言え疲れただろう。久々の探索だったしな。作戦会議は明日の9時より行う。それまでにお前たちは休んどけ。」

手下達 「了解です!ボス!お気遣いありがとうございます!」

秘書 「了解いたしました。」

ボス 「・・・あっ、そうそう。上田、平日お前は大学だったな。無理そうなら無理してこなくてもいいぞ。」

上田 「はい。平日は毎日1限から基本4限までありますし、申し訳ないですが来れません・・・。」

ボス 「うむ。それで全然大丈夫だ。草滅会の会員たるもの、勉学を優先した方が良い。勉強はいくらやっても損をすることはないのだ。作戦会議の内容は明日の夜にメールで送るから是非を確認してくれ。納得できなかったら代替案を考案してもよいぞ。」

上田 「ありがとうございます!では、そうさせていただきます。」

ボス 「うむ。・・・ふふふ。これで草研がどう出るか。挑発に乗る可能性は100パーセントに近いと思う。明日作戦を練って、探索は来週の日曜日にでもやるとするか。面白くなってきたぞ・・・ふふふ。」

山中 「探索が楽しみですね!こんな気持ち、久々だなァ~。」

秘書 「・・・では、私は今から、今日発見された草ヒロの撤去しに行ってきます。」

ボス 「おう、頼んだぞ!気を付けてな。」

上田 「あ、あたしも行っていいですか?水篶さん一人じゃ寂しいでしょうし。」

ボス 「分かった。付いてっていいぞ。」

上田 「ありがとうございます!では、行ってきます!」

 


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