メルセデスベンツ W109 300SEL
1965~72年式
伊豆半島にて 2014年4月13日撮影
先週は560SL。そして今週はW109・・・って・・・えっ!?
・・・そうです。1枚目の画像を見て分かるように、ベンツの高級クーペの数メートル前には、ベンツの高級セダンが鎮座していたのです!どう考えても異様な空間。異空間・・・!
どうしてこのような状況が生まれたのか謎に満ちていますが、取り敢えずこのクルマについて書きますか。
現在のベンツのフラッグシップであるSクラスですが、これはそのご先祖様。Sクラスという名前が付けられる前の、型式のみで呼ばれていた時代のクルマです。
ヘッドライトのデザインやテール周りのデザインからすると、型式名はW108/W109の時代。108と109の違いはエアサスが搭載されているか否かなので、このクルマはリアタイヤが超ネガキャンのシャコタン仕様になっている為、エアサス搭載車と推測出来、W109だと判断できるというわけです。
ただ、これはあくまで憶測なので、エアーが抜け切ったからこうなったのではなく、本当にシャコタン仕様にしているという可能性も拭い切れませんが、それは限りなく低いでしょう。
「横浜34」という、この地域のナンバーではないモノが付いている時点で怪しさ満点。
盗難の被害にあい、ここまで連れてこられたのかも知れません。何故、こんな場所に放置したのかという理由が説明できませんが・・・。
ベンツの高級車が2台も放置されているという、不可思議でディープなスポット。
ここに置きっぱにした人は、一体何を思うのか・・・。