今朝予告した通り、今日の午後はこのシリーズの番外編をお送りいたします。
番外編と言えば、大体がキリスト看板か道路関係といったところでしたが、今回はひと味違います。
タイトルにありますように、京都の町を散策した時に見つけたものを紹介したいと思います!
その“見つけたもの”というのは・・・“牛乳箱”!
・・・「何だそれは?」と思われる方が多いでしょう。そもそも・・・僕の趣味の一つに“牛乳瓶の紙のフタ収集”というものがあることを皆さんご存知でしたでしょうか?最近はそのネタで更新していないので知らない方が多いでしょうが、古くから僕のブログを読んでくださっている読者様ならご存知かと思われます。
その牛乳瓶のフタ・通称“牛フタ”関連の趣味として、“牛乳箱撮影”というのがあるのです。
最近はコンビニやスーパーが身近になってきたことで影が薄くなってきましたが、昔は多くの家庭が牛乳の宅配を頼んでいました。
その宅配された牛乳を入れておく箱を、マニアは(一般人も?)牛乳箱と呼んでいます。
古い家が立ち並ぶ町なんかを散策すると、嘗て使用されていた・・・もしくは現役の牛乳箱を玄関先に掲げている家を見つけることがあり、この日の散策で発見できた牛乳箱を紹介しようってのが、今回の番外編の概要であります。
鉄道の撮影地へと向かう道中。古い家が多く立ち並んでいる住宅街があったので注意深く観察してみると・・・2軒のお宅に牛乳箱が掲げられているのを発見!
さてさて、どんな箱が待ち構えているのでしょうか・・・?
まずはコレ!毎日牛乳(日本酪農協同)の箱です!
関東圏にお住まいの方は、牛乳マニアでもない限り毎日牛乳なんて会社は聞いたことがないでしょうが、関西地方では大手と言っても過言ではない程、有名な牛乳メーカーです。
「ドリプシ」や「ミルカル」、「ハイモロー」・・・などといった特徴的な名前の商品を数多く売り出し、キャップのデザインもカラフルで凝ったものがいくつかあることから、牛フタマニアには人気のメーカーなのです。
自分も毎日牛乳のフタは数枚ですが所有しており、小学5年生の時に紹介しました。気になる方はこちらをご覧下さい。
材質は昔懐かしの木製!最近のは樹脂製ですが、樹脂が一般的でなかった時代は木製でした。
なのでこの箱はそこそこ古い時代のものと思われますが、ロゴマークが3代目と新しいものなので、木箱の中でも最近に作られたものでしょう。
右側から見てみました。「毎日ドリプシ」と書かれています。
ドリプシは毎日牛乳を代表する乳酸菌飲料で、今もドリプシを名乗る製品が販売されているというロングセラー商品。
姉妹品として、「ネオドリプシ」「ドリプシL」「ドリアスタ」などがあります。
左側はこうなっていました。
ここから牛乳を出し入れするのですが、蓋が外れてしまっているようです。何が書かれていたか気になるところですが・・・。
類は友を呼ぶということで、近くの家にも牛乳箱があるかも知れません。
望みをかけて歩いていくと・・・
ありました!しかもまた毎日牛乳です!
箱が薄汚れているので、より古い時代のものと推測できますが、ロゴマークからでもさっきのより古いと分かります。
これは、2代目となるロゴマーク。“毎日牛乳”の文字も、“太陽マーク”も、その下の“Mainich”も新ロゴとは微妙に異なります。ヒマな方は見比べてみてください。
2代目のロゴは初代や3代目よりも珍しく、牛乳キャップで2代目ロゴが使用されているものはたったの1種類しかないのです。
恐らく使用期間が短いためだと思われ、牛乳箱も2代目ロゴの物は珍しいと思います。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました!