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大雪の中、長野の峠へ(番外編2)

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こんばんは!

 

番外編その2では、この日に回ったの写真やジムニーの写真をお送りします。

ジムニーが最も映える道路の一つと言っても過言ではない雪道と、ジムニーのコラボレーションもお楽しみください。

例によってコメントは基本的に割愛させていただきま~す。

 

 

 

 

 

野辺山高原。

この辺りは何度も訪れているので、写真はこれだけ。

 

 

 

 

さて、ここはどこでしょう?(またか・・・)

 

 

 

 

湯の丸高原でした。

スキー場が沢山ある高原の一つ。

 

 

 

 

 

 

お次は菅平高原

ここにもスキー場が密集している。

 

 

 

 

長野のスキー場と言えばココ!な志賀高原

僕もスキーで何度かお世話になった場所だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして雪道を存分に楽しんだ後は・・・

 

帰宅・・・!

中央道から見える富士山は絶景だった。

 

 

 

 

以上です!

最後まで読んでくださった方、ありがとうございました!


めがね橋・伊香保自動車博物館+おまけの佐久探索(6)

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三菱 ミニキャブバン

ハイルーフ(M-LO15PV)

1982~84年式

群馬県にて 2014年5月撮影

 

草ヒロとしてよく見かける軽バン四天王のうちの1台、3代目ミニキャブの550モデルを発見しました。

グリルが格子でも髭でもないことから、車名が“ミニキャブ”になった後のモデルと分かり、MMCマークが付いているのでもっとも後期のモデルと分かります。

 

嘗ては磯部温泉の近くにあった(る?)お菓子屋さんのクルマとして働いていた過去があるようで、サイドには屋号と商品名が書かれていました。こういう手作り感のある社用車って、どこか昭和らしくて好きですね。

磯部煎餅は群馬銘菓として名前を聞いたことがありますが、舌切雀煎餅は初耳です。何やら物々しい名前ですが、一体どのようなお煎餅なのでしょうか・・・?(・・・調べてみましたが、見た感じ普通のお煎餅でした。何故このような名前が付いたかを調べてみると面白そうです)

朝っぱらから地元放置車探し(3)

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トヨタ チェイサー2.0アバンテ(E-GX90-BTMQK)

1994~96年式

神奈川県西部にて 2015年9月20日撮影

 

状態も良く、ナンバー付きですが、スペアタイヤになっていてバンパーが損傷していたので勝手に放置車と断定し、撮影しました。

パワーのあるFRであることと、大量に売れたということもあって未だにドリ車ベースとして人気の高い、90チェイサーです。

 

冒頭でも触れたように、前輪がスペアタイヤに交換され、それだけに留まらずバンパーが拉げていました。ここに放置された後に別のクルマにぶつけられてこうなったのなら特に問題はありませんが、このダメージがここに放置される前に喰らったものなら、途端に怪しさ満点になります。

この広い駐車場でわざわざチェイサーの横スレスレを通ることはまずないでしょうし、放置される前にこうなった可能性の方が高い気が・・・。一体このチェイサーの身に何が・・・?

 

 

このブログを大昔から見て下さっているか、昔の記事にまで目を通してくださっている有難~いお方ならピンときたかも知れません。

この駐車場はコルサやハイエースが放置されていた駐車場なのです・・・!それを紹介した記事がコチラ(ハイエーストラックは未だ紹介していませんでした・・・)ですが、この時はチェイサーを紹介していないように、まだチェイサーはありませんでした。

放置車が撤去されることはあっても、新たに増える事例は中々見られません。

 

 

 

 

トヨタ ヴィッツ1.0F(SCP10)
1999~2001年式
神奈川県にて 2015年9月20日撮影

 

ボディが少し汚れているのと、常にここの駐車場にいるという軽薄な理由ではありますが、そういうワケで放置車と判断し、撮影しました。

 

このヴィッツが僕の大好物であることは、理由と共にここで全て述べましたので割愛します(笑)。

やっぱり初代ヴィッツと言えばこの色・このホイール・3ドア・前期型ですよ!ずっと見てても飽きないですねこれは。

 

 

長野の某ヤードを訪問!(2)

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さあ!今回からは、この探索の本命であるヤードの旧車たちを紹介していきます!

何十台もの旧車が犇めき合っていましたが、ある一台を除いて全てが三菱車だったという、三菱好きの方垂涎モノのヤードでした。三菱がお好きな方は、これからの展開にご期待ください!

その全貌は、いつか明らかになることでしょう・・・(いや、今日で半分分かってしまいそうな気も・・・)。

 

 

 

 

今日紹介するのは、このヤード唯一の三菱以外のクルマです。

 

トヨタ カローラレビン2ドア1500(AE85)

1985~87年式

長野県にて 2015年9月撮影

 

走り屋マンガ:頭文字Dの影響で未だに根強い人気を誇るトヨタの名車の一つ、ハチロク・・・。

・・・・・・ではありません!

イツキがハチロクと間違えて買ってしまった、ハチゴーと呼ばれているクルマです!

 

発見当初は「おっ、三菱車ばっかりなのに何故かハチロクが・・・」という印象でしたが、よくよく見てみるとサイドガラスのモールがメッキだったので「げっ、ハチゴーじゃんこれ!」と思わずビックリ。このヤードにいるクルマの中では2、3番目に珍しいクルマですからね。

・・・ちなみに、ハチゴー2ドアとハチロク2ドアの外見上の違いはガラスモールだけでなく、Bピラーでも見分けられます。Bピラーがボディ同色ならばハチゴー。ブラックアウトされていればハチロクです。モールが失われた個体を発見した時にご活用ください。

・・・あ、モールの色で見分ける方法は、ライムやリセだと、たとえハチゴーでも黒になるため使えませんのでご注意を。あくまで『シルバーだったらハチゴー』というだけであって、『ブラックモールなら絶対ハチロク』というわけではありませんので・・・。

 

いくら不人気のハチゴーと言えど、外装パーツはほとんどハチロクと同じなので顔は盗られてしまっているようでしたが、そのほかの部品は無事だったのが良かったです。

ホイールも鉄チンでクーペではなくセダンですし、こうして見るとカローラのスポーツモデルというよりは、完全にカローラの2ドアセダンといういで立ちなのが面白いですね。廉価グレードはこうであるべき!ってやつです。

 

 

 

ステッカーです。

 

 

コチラは販売店のステッカー。

 

 

 

草ヒロ物語2(7)

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前回の話
「草ヒロ物語2」を知らない人はコチラへ。
キャラクターの顔が見たい人はコチラかコチラ。

 

助手 「草滅会の人達、どこ行ってしまったんでしょう?」

博士 「さあ・・・わしゃ知らんが。・・・ワシらが撮影しとる間にどんどん走っていくから、もはやどこにいるのかも検討が付かんわい。まあ、草ヒロが沢山いると分かったはずじゃから、まだこの梅林のどこかにいるとは思うんじゃが・・・。」

助手 「いやでも、野放しにしちゃっていいんですか?」

博士 「そうは言ってものう、ずーと奴らを監視しておくわけにもいかんじゃろう・・・!ワシらが今すべきなのは、草滅会を止めることではなく、一台でも多くの草ヒロ達を記録しておくことなのじゃ。草滅会の動きを止めるのは、あくまで偶然遭遇した時だけじゃ。」

助手 「そうですか・・・まあ、博士がそう言うんなら・・・」

見習い 「あ・・・!」

博士 「なんじゃ急に?」

見習い 「やっぱり、ここでゆっくりしておいて正解ですよ博士!だってそのおかげで・・・」

助手 「え・・・!?なになに?」

見習い 「草ヒロを見つけられたんですから!」

博士 「なぬっ・・・!?そんなバカな・・・」

見習い 「あれっすよ、アレ・・・!」

助手 「おぉ!」

博士 「た、確かにあれは草ヒロじゃ・・・!このバネット達と草滅会に気を取られて気付かんかったが、道路の向こう側の茂みに・・・朽ちたトラックが見える!」

助手 「お手柄だね草田くん・・・!僕全然気付かなかったよ!」

博士 「ウムッ、ウムッ・・・!草ヒロの匂いに敏感な草滅会ですら気付かんかった。このワシも危うくスルーするとこじゃったわい。でかしたぞ、草田・・・!」

見習い 「いえいえ、それほどでも~!」

博士 「ククク・・しかし、連中もとんだウスノロじゃのう・・・!こんなすぐ近くに撤去しがいのありそうな草ヒロが眠っておったというのに気づかんとは・・・。ククク・・キキキ・・クキックキッ・・クホックホッホッ・・。」

助手 「・・・。」

見習い 「・・・と、とにかく、近付いてみましょうよっ!」

 

 

 

No.017
日野 レンジャーKL-SD
1975~80年式
用途:物置 場所:畦道
博士メモ:なかなか見かけん大きいサイズの草ヒロじゃが、ちと見苦しいのう。それに、一体どうやってこの狭い道を通ってきたんじゃろう?

 

博士 「ほほう!日野のトラックとな・・・!」

見習い 「2代目のレンジャーみたいっすね。」

博士 「中型トラックの草ヒロは、軽トラや小型とは違って中々おらんからの。こりゃあ嬉しい発見じゃわい・・・!」

助手 「しかし汚いな・・・。オーナーは何を思ったのか知らないですけど、周囲に散乱しているゴミといい、このレンジャー含めて完全にゴミじゃないですか・・・!」

見習い 「草滅会に見つかったら一発でアウトな草ヒロですよね・・・。」

助手 「うんうん・・・。っていうか、これは草滅会じゃなくてもちょっと嫌~な草ヒロですよね。・・・草ヒロ研究者がいう事ではないのですけど。」

博士 「ま、こういうタイプの草ヒロもあるということじゃ。確かに汚いが、それよりも車種の魅力の方が勝っとるじゃろ・・・?」

助手 「・・・まあ、それはそうですね。曲がり形にも草ヒロ研究者ですから僕は・・・!」

 

つづく

 

「この物語、そしてこの物語に登場する団体・登場人物はワシを含めてフィクションじゃぞ。実在するものとは、一切関係無いからの。」

「なんか今日手抜きっぽくないですか?」

「知らん。最近忙しいんじゃないのか?」

「・・・。」

春目前!にわか吹雪の中、上田探索(13)

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日産 キャラバンデラックス(E20/E21)

1976~80年式

長野県上田盆地にて 2014年3月20日撮影

 

貨物車特有の窓保護バーが見られなかったのでコーチの名が頭をよぎりましたが、リアゲートに最大積載量のシールがあったので????一体どっちを信じればいいの~?って感じでしたが、恐らくはバンでしょう。

というのも、このキャラバンは普通のバンとは異なり、結構色々な所がカスタムされているのです。ホワイトホイールにサイドストライプにバンパーのブラックアウト、ステッカーチューン・・・これらを考えると、バーの撤去もカスタムの一環として考えられるのではないでしょうか・・・?

今でもハイエースバンをカスタムベースとして根強い人気があるように、昔から商用のバンを自分なりに改造して乗り回すということが流行っていたのでしょう。いわゆるバニングというやつですが、熱心な方の手にかかれば派手なイラストが描かれたり窓が塞がれたりするので、このキャラバンは随分大人しい方なのです。

 

 

 

カスタムショップのステッカーが貼ってありました。

やはりバニングカーだった模様です。

青春18きっぷの旅~2014年春~(13)

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マツダ キャロル360 4ドアデラックス(KPDA)

1966~70年式

山梨県甲府盆地にて 2014年3月30日撮影

 

初代キャロル。

初代キャロルと言えば赤白や青白のツートンカラーのイメージが強いですが、このようなモノトーンカラーも存在していたようです。

駐車場に置いておいたらいつの間にかに廃車になっていたというシチュエーションかと思われます。

 

初代キャロルを見るといつも思い出すのが、旧車にハマり始めて間もない小学1、2年の頃。

中学生までは夏休みになると、毎年必ず、数週間にわたる泊りがけで奈良県にある祖父母の家に遊びに行ったのですが、僕が小学2年の頃ぐらいまでは、祖父母の家のすぐ近所さんの駐車場にある赤白ツートンのキャロルがいて、買い物に行ったりするときに見に行ったりしていました。

しかしその頃はまだ旧車に関しての知識も殆どありませんし、「なんか知らないけど古いクルマだなぁ」ぐらいにしか思っていませんでした。

本格的に旧車にハマるようになった後、そう言えばあのキャロルの写真を撮影していないことを思い出し、小学3年か4年の夏休みの時に行ってみましたが、既にキャロルの姿はありませんでした。

今思えば、ちゃんと写真を撮っておけば良かったと後悔するばかりです。

 

初代のキャロルを見ると、その頃の淡い記憶がよみがえってくるのです。

 

 

 

このキャロルはきっと、ずっとそこにいてくれますよね・・・!

綾たん。

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今日、5月6日は笛吹綾の誕生日!
おめでとう!
 
笛吹 「ころっち!ありがと~!」
お、おう・・・(こ、ころっち・・・?)。
笛吹 「ねぇね!聞いて聞いて!わたし、今日めっちゃ楽しかったんだ~!」
お、そうなんだ。そりゃよかったね。玲の誕生日の時は君がぬいぐるみプレゼントしたんだし、玲からなんか凄いの貰ったんでしょ?
笛吹 「そ~なの!お返しにレイレイそっくりのぬいぐるみくれた!レイレイお裁縫は初めてだって言ってたけど、凄い可愛くできてたよ!」
へぇ~!凄いね!やっぱり玲も手先器用だったんだ。・・・しっかしま~、お互いのぬいぐるみをプレゼントし合うなんて、相変わらずのラブラブっぷりだねぇ・・・はは・・・。
笛吹 「フフフ。・・・それにそれに!それだけじゃないんだ!友達からもいっぱいプレゼント貰ったし~、レイレイからの誕生日プレゼントだってぬいぐるみだけじゃなかったんだよ!」
え・・・一体何だろ~?・・・気になるなぁ~!(・・・ん~大体想像付くな・・・。クッサい展開になるぞこれは・・・。)
笛吹 「でしょ~?・・・じゃ、お話を聴きながら、考えてみて!」
 
 
******
 
 
 
―朝―
 
笛吹 「おっは~!」
清里 「おはよ~!・・・スイちゃん、誕生日おめでと!」
笛吹 「ありがと~!」
清里 「・・・そうそう、今日の放課後、パーティだよね!」
笛吹 「そうだよ~。」
清里 「誘ってくれてありがとね!大気から聞いた感じだと、笑学笑女の硬式テニス部の友達だけでパーティするって聞いてたから、関係ない僕が来て良いのかな~って思ってたんだけど・・・。」
笛吹 「何言ってんのレイレイは特別だよ~!全然遠慮しなくていいからね!」
清里 「そう言ってもらえて嬉しいよ。あの、ちょっと早いけど・・・すぐに渡したかったから・・・プレゼント、あげちゃう!」
笛吹 「えっ・・・?」
清里 「僕そっくりのぬいぐるみ!似てる?」
笛吹 「うわ~っ!っちょ~っっカワイイ!凄く上手くできてる!」
清里 「えへへ・・・お裁縫はやったことなかったんだけど、僕の誕生日のとき、スイちゃんのぬいぐるみ貰ったし、お返ししなきゃと思って!・・・喜んでもらえたようで嬉しいなっ!」
笛吹 「も~かわうぃ~毎日抱きしめちゃう!」
清里 「へへへ・・・照れるなぁ~^ ^」
笛吹 「・・・でも、パーティの時に渡してもらった方がもっと嬉しかったかも・・・。」
清里 「そ、そう?・・・僕は、すぐにスイちゃんにあげたかっただけなの!とにかく今受け取って!」
笛吹 「・・・うん、そこまで言うならそうするけど・・・。まあ、ありがとね!ずっと大事にするよ!」
清里 「うん・・・あ、電車来た。乗ろ!」
 
 
校舎前
 
清里 「じゃあ、今日の放課後、またね!」
笛吹 「うん・・・!」
 
笛吹 (・・・でも、なんでレイレイは、プレゼントをあんなに早く渡そうとしたんだろ?別に、パーティの時にゆっくり渡せばいいのに・・・。)
 
 
教室
 
ガラガラガラ
 
一同 「あや!誕生日おめでと~う!」
笛吹 「あっ、みんなおはよ~。・・・これ・・・みんなわたしに?」
川崎かな 「うん!」
早川 「綾が何喜ぶかな~って、色々悩んだんだけど・・・結局コレにしたんだよ!」
足柄りな 「誰かと被らないように、ラッピングする前に見せあいっこもしたんだから!」
笛吹 「そんなことまでわざわざありがとう・・・!気持ちがこもってたら、中身が被っても全然気にしないし。」
小海 「わたしは行けないケド、今日のパーティで開けてみてね。」
足柄 「綾ならきっとビックリして喜ぶと思う!」
笛吹 「うん。楽しみにしとくね!みんなありがと!」
(・・・レイレイもそうだったけど、なんで皆パーティの時に渡そうとしないんだろ?ま、いっか。)
川崎 「でさ~、綾聞いてよ~」
笛吹 「なあに~?」
川崎 「昨日さ~
・・・・・・
 
 
 
 
―放課後―
 
小海(妹) 「じゃあ、みんなパーティ楽しんできてね。お兄ちゃんが待ってるから、急がなきゃ。」
川崎 「え?はる君いるの!?ちょっとアタシも見た~い!」
笛吹 「あはは・・・かなっちは晴くんのことホントに好きなんだね~。ま、わたしも可愛い子は大好きだけどさ~。」
小海(妹) 「おにいちゃん!」
小海(兄) 「あ、はる・・・やっと来た!おにいちゃん待ってたんだよ。」
小海(妹) 「ゴメンネ。ちょっと遅くなっちゃった・・・。」
藤沢 「・・・妹さん来てよかったな!じゃあ、おれっちはもう帰るぞ~。」
小海(兄) 「
うん。一緒に待っててくれてありがと・・・!」
藤沢 「よし三浦!帰ろう!じゃな~」
三浦 「じゃあな~晴~。」
小海(兄) 「じゃあね~。・・・あ、皆さん、こんにちは・・・!はると一緒に来てくれたんですね。うちの妹がお世話になります。」
川崎 「・・・も~!晴くんはイイ子だね~!ちょ~カワイイし!でも、そんなに礼儀正しくしなくていいんだよ。同い年なんだし。」
早川 「ま、そーゆーとこが可愛いんだけどね~」
川崎 「だね~。なでなで!」
笛吹 「あたしも~!」
小海(妹) 
(もう・・・みんなったら・・・)
小海(兄) (うぅ・・・恥ずかしいよぉ。)
 
少し離れた物陰
 
飯田 「チクショ~晴め・・・綾に撫でてもらいやがって・・・!玲はまだ彼氏だからいいとしても、お前はただの友達・・・いや、友達ですらねぇっ・・・!そんなヤツがチヤホヤされやがって・・・。オレの方がよっぽど綾と仲が良いのに・・・!このオレこそが綾にナデナデされるべきだろーがっ・・・!クソがっ・・・!」
松田 「まーまー、落ち着けよ。そんなに毒づくなんて、らしくないぞ。それによ、女みたいに陰でイジイジしてんのは良くない。男なら、ドンとぶつかっていこうぜー。」
飯田 「じゃあ、お前はそれが出来るのかよ・・・。」
松田 「・・・できませんがそれが何か?」
飯田 「ほら見ろ!だったら出来もしねぇことを偉そうに語ってんじゃねぇっ・・・!」
松田 「ま、オイラに出来もしないというかー、する必要が無いというかねぇー。やろうと思えば出来るけど、敢えてやらないというか・・・。そもそも、オイラ三次元の女になんか興味ないし。」
飯田 「・・・ったく、このアニメオタクが。」
松田 「・・・ハァ?言うに事を欠いてなんだー!?そう言うてめーもゲームオタクだろー。どっちもどっちだぜ?・・・傍から見たらー。」
飯田 「
あ!また撫でられた・・・!」
松田 「・・・。」
飯田 「あんな女みてぇなやつのどこが良いんだか。オレの方が・・・」
松田 「ふっ・・・まあ、オイラもアイツ嫌いだけどなー。そこだけは禿同だわ。」
飯田 「おぉ、お前も
か!今の今まで知らなかったぜ・・・。さあ同志よ・・・!・・・いつかあいつを貶めてやろうじゃないか!」
松田 「そうだな!ハハハ・・・。」(多分無理だろうがな・・・オレらの実行力じゃ)
 
 
 
綾の家
 
綾の部屋
 
二宮 「よし、準備は良いな!?もうそろそろ綾が来る時間だ・・・!」
東御 「あとは玲がケーキを持ってくるだけっすね。」
足柄 「こんなに豪華に準備してあるなんて、きっとあいつ喜びますよね、ニノさん?」
二宮 「おう。パーティとはいえ、綾にはこじんまりとしている体で話を進めてきたから、まさかこんなんだとは想像もつかないだろなぁ。」
大井ふくい 「・・・にしてもよ、お前の友達、料理上手いよな。お前が呼んでくれて助かったわ。」
東御 「いえいえ。まあアイツ、料理が趣味ですから。最近はお菓子作りにもハマってるらしくて、ホールケーキを作るって話をしたら、ノリノリでしたよ。」
大井 「それは良かった。あの子、綾の彼女なんだろ?イケメンで尚且つ料理男子だったら、そりゃ綾も惚れるよな。・・・ったく、羨ましいな・・・。」
久野 「ヒロ先輩、それサキカナに聞かれちゃマズいですよっ!・・・今はいないけどさ。」
大井 「おいおい、加奈には今の内緒だぜ?」
久野 「わかりまし・・・」
二宮 「いや~、それはどうだかなァ~?」
大井 「ちょ~ニノ~。そりゃねぇだろぉ~。」
 
 
キッチン
 
清里 「よし、できたっ!・・・あの・・・おばさん!お部屋を貸してくれるだけじゃなくて、ケーキ作りまで手伝ってくれてありがとうございました。おかげで、とっても美味しそうなのが出来ましたよ!」
笛吹(母) 「どうもご丁寧にありがとうねぇ。きっと綾も喜んでくれるわよ~!あの子の喜ぶ顔が目に浮かぶわ~。」
清里 「目ぇ輝かせますよ~きっと!」
笛吹(母) 「そうねぇ。・・・それにしても君、こんなに料理上手だったのね!おばさん惚れちゃうかもっ!」
清里 「いやいや~まだまだ素人レベルですって~。」
笛吹(母) 「これからも綾のこと、よろしく頼むわね。」
清里 「ええ!任せてください!とっても可愛くて、優しい子ですし。」
笛吹(母) 「もう、お世辞がうまいのねぇ。」
清里 「ハハハ・・・じゃあ、これ、持っていきますね!」
 
 
綾の部屋
 
清里 「ケーキ、完成しましたー!」
一同 「おぉ~!」
久野 「うわ~っ、綺麗!素敵~!」
東御 「凄ぇ旨そう!」
足柄 「いや~まじ助かるわ!」
二宮 「さっすが綾の男だけはあるな!」
清里 「ハハハ・・・よしてくださいよ~。」
二宮 「ま、取り敢えずこれで準備完了だな。玲クン、お疲れ様。」
清里 「いえいえ、とっても楽しかったんで大丈夫です!」
大井 「あとは、綾と加奈を待つだけか・・・。」
 
 
玄関
 
ガチャ
 
笛吹 「ただいま~!」
川崎 「お邪魔しま~す!」
笛吹(母) 「綾、お帰りなさい。それに加奈もいらっしゃい!お部屋でお友達がお待ちかねよ。」
笛吹 「え?もう来てんだ。・・・じゃ、行ってくる~。」
笛吹(母) 「あっ、ちょっと加奈!あなたがこんな豪勢なパーティ企画してくれたんだってね。お礼を言うわ。綾も、きっと喜ぶと思う!」
川崎 「いいのいいの!綾ママも、一部屋まるごと貸してくれて、本当にありがと!ちゃんと綺麗にして帰るんで!」
笛吹(母) 「大丈夫よ。何も言わなくても綺麗に片付けてくれるって、ちゃ~んと分かってるから。でなきゃ貸したりしないわ。・・・ささ、あなたもお部屋へ行ってらっしゃいな!」
川崎 「ハイ!」
 
 
綾の部屋
 
ガチャ
 
一同 「誕生日、おめでとう!!」
笛吹 「うわっ!なにこれ!?わたしの部屋が、凄い事に・・・!?」
久野 「あやさぁ、もっとしょぼい誕パだって思ってたでしょ~?」
足柄 「アタイら、綾にはこじんまりとしたパーティっていうつもりで話してたけどさ、実は、綾の誕生日にふさわしく、ここまで豪華にしようって決めてたんだよね~?」
東御 「おう!先輩たちも手伝ってくれたんだぞ~!」
二宮 「ま、綾のためだったら、いくらでもタダで働くけどな!」
大井 「どんどん俺らに仕事押し付けてください・・・!」
一同 「ハハハwww」
笛吹 「・・・みんなぁ!ホントにすごいねぇ!コレ!・・・何て言ったらいいか・・・。わたしだけのためにここまで・・・!」
東御 「こんなに喜んでくれるだけで、俺たちは充分さ!」
足柄 「感謝の言葉なんていらないよぉ!」
笛吹 「いやいやほんっとうに!マジありがとね!」
川崎 「あや~っ!」
大井 「お、やっと加奈も来たか。」
川崎 「ねぇこれ凄いでしょ!?ビックリしたでしょ~?」
笛吹 「うん!ホント凄い!」
大井 「このパーティ、加奈が企画したんだぜ。」
笛吹 「そうだったんですか!・・・かなっち、ありがとう!」
二宮 「加奈さん、俺たちのために綾を何とか引き留めてもらってたみたいだし、ホント感謝っす!」
川崎 「
どーいたしまして!大変だったんだから~。」
笛吹 「ふ~ん、だからやけに時間稼ぎしたり、遠回りしてたんだねぇ。」
川崎 「アハハ、バレてたかっ!」
笛吹 「・・・とにかくみんな、お疲れ様!わたしとっても嬉しい!」
清里 「・・・さあスイちゃん、席に座って!このでっかいケーキの前!」
笛吹 「うわっ、凄いね~このケーキ!・・・まさか、このケーキ・・・レイレイが作ってくれたの・・・?」
清里 「えへへ~!そーだよ!まあ、スイちゃんのお母さんも手伝ってくれたんだけどね!・・・さあもう一回!お誕生日、おめでとう!」
一同 「おめでとう!」
 
パン!パン!
 
笛吹 (・・・もしかして、レイレイが今日の朝さっさとプレゼントを渡したのも、これをぼかさない為だったのかも・・・。あんなこと言っちゃって、ちょっと悪かったかなぁ・・・。)
二宮 「さあさあ、みんなで食べようぜ!」
一同 「いただきまーす!」
久野 「おいし~!」
足柄 「マジ旨い!」
清里 「スイちゃんも、一口どうぞ!あ~ん!」
一同 「ヒューヒューwww」
笛吹 「え!?・・・あ、ありがとう。あ~ん・・・うん!おいひ~!」
東御 「だろ?玲の作る料理は天下一品だな!」
川崎 「ちょっと玲く~ん、今度いつか
アタシたちにもなんか作ってよ~?綾に内緒でさ・・・。」
久野 「ちょっと!聞こえてるって!」
一同 「ワハハwww」
笛吹 「・・・あの、レイレイ、ちょっと来てくれる・・・?」
清里 「なあに?スイちゃん?」
 
 
廊下
 
笛吹 「あの、朝のことだけど・・・わたしにさっさとこのプレゼントを渡したのは、誕生日ケーキをぼかさない為だったんだよね?なのに、そんなことも知らずにわたし・・・パーティの時に貰った方が嬉しかったなんて、はっきり言っちゃって・・・。ゴメン・・・。」
清里 「な~に言ってんの!そんな事、僕全然気にしてないよ!だってスイちゃん、あんなに嬉しそうにしてたじゃん!」
笛吹 「・・・。」
清里 「それに、秘密にしてた僕たちにも責任はあるし・・・。」
笛吹 「レイレイ・・・本当に優しいね。その優しさに、付け込まれないようにしてよ!」
清里 「フフフ・・・。」
笛吹 「じゃあ、お部屋に戻ろっか。」
清里 「そうだね。・・・綾。」
笛吹 「ふぇ?」
 
笛吹(母) (・・・あらやだ。若いわねぇ。ウフフ・・・)
 
 
******
 
 
笛吹 「・・・っていうワケなの!この展開、ビックリしたでしょ~?」
う、うん。予想外だね・・・!(やっぱりそういう展開だったんだな。聞いてるこっちが恥ずかしかったわ!)←この話を書いたのはお前だ!
笛吹 「ハァ~・・・レイレイのこと、もっと大好きになりそう!壁一枚隔てたとこに人がいるのに・・・あんなこと(ただのハグです、念のため。)やこんなこと(ただのキスです、念のため。)してきて・・・。そんなセッキョク的な一面もあるなんて、もっと好きになっちゃうよぉ!」
うん。普段はただのヤサ男って感じなのにねぇ。(確かにそういう点では意外だったな。)
笛吹 「ウフフ~。」
・・・まあ、“草ヒロ物語3”では、よろしく頼んだよ!
笛吹 「大丈夫!レイレイと一緒に頑張るよ!」
悠吾のことも、たまには気にかけてあげなよ!
笛吹 「え?・・・まあ、もちろんそうするけど、何で急に悠吾の話が?」
・・・いや、何でもない。一応確認しただけ。
 
 

・・って、そう言えば、今年の5月6日って、日曜日じゃん・・・!
・・・と、この話を書き始める前から気付いてたけど、今日は学校がある体でこの話を書いたころころなのでした・・・。
 
 
 
 
今回はおまけイラストはナシです。
最近チョット忙しくて・・・下書きまでは出来ているのですが・・・完成までには至らずといった感じなのです。
というわけで、草ヒロ物語のキャラに馴染んでもらおうと企画しました、“お誕生日お祝いショートストーリー”OOSS)も、今回が最後かもしれません・・・。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました!
 
 
 
 
おまけイラスト(完成次第追加するかも・・・!?)
 
 
教室

放課後
 
校舎前
 
綾の部屋
 
廊下

青春18きっぷの旅~2014年春~(14)

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先週で月曜連載予定のシリーズの連載が全て終了しましたので、今週からは「青春18きっぷの旅~2014年春~」シリーズを月曜日でも連載していきたいと思います。日曜の連載も通常通り行いますのでご了承ください。

 

 

 

 

咲きかけの桜と、樹枝の隙間から顔をのぞかせている富士山。

満開になれば、最高の富士山撮影スポットになりそうです。

凄い狭い峠道の途中で見つけたのですが、これはなかなかいいスポットを見つけられた気がします。自分だけの穴場って、なんかイイですよね。

 

そんな気分になりながら山をずんずん上っていくと・・・

 

 

 

坂を上り切り、一旦平坦になった場所に草ヒロが!

 

 

 

スズキ キャリイ 三方開き

スタンダード/デラックス or Aタイプ/Lタイプ (H-ST30)

STD/DXなら:1979~81年式

Aタイプ/Lタイプなら:1981~82年式

山梨県甲府盆地にて 2014年3月30日撮影

 

古くはなく、定番な車種ではありましたが、誰も通ることがないような狭隘道路を進んで行った矢先に偶然見つけた草ヒロですので、嫌が応にも嬉しさがこみ上げてきましたね。

事前に航空写真などで辺りを付けておけば草ヒロは確実に見つかりますが、やはりこういった予想外の発見をした時の嬉しさには勝てないと思います。

・・・なんたって、僕が本当にやりたいのは、“草ヒロ巡りツアー”ではなく、“草ヒロ探索”ですからね・・・!未踏の果樹園地帯に足を踏み入れて草ヒロを探す感覚・・・これこそが草ヒロ趣味の醍醐味の一つだと思うのです。本当にお宝探しをしている気分になります。

・・・最近は、そんな気分を味わってないなァ・・・。

 

 

 

キャリイと富士山のツーショット。

甲府盆地は少し小高い丘の上に登れば、お手軽にツーショットが撮れますね。

めがね橋・伊香保自動車博物館+おまけの佐久探索(7)

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廃業した(?)ホンダのディーラー。

トゥデイやCR-Xなど、既に生産が終了したクルマの名前が掲げられているのでそう思ったのですが・・・。

字体が普通のゴシックだったり、“インスパイア”が“インスパイヤー”になっていたりと、どこかパチモン臭が漂ってくるのが笑えます(笑)。

 

 

 

・・・で、ここで発見したホンダの旧車2台が今日紹介するクルマです。

 

ホンダ シティターボⅡ(AA)

1983~86年式

群馬県にて

 

可愛らしいまん丸お目目に不釣り合いの、獰猛な雰囲気漂うブリスターフェンダーを装備し、インタークーラーターボで武装することで110psを叩き出したシティターボⅡ。通称:ブルドッグ。わずか800kgの軽量ボディにこのパワー・・・ブルドッグの愛称に相応しいクルマです。

特筆すべきはそれだけではありません。エンジンの回転数が3000以下の時にアクセルを思い切り踏むと、10秒間だけ過給圧が10%UPする“スクランブルブースト”や、4速MTに副変速機が付いて実質7速になる“ハイパーシフト”などという、みんな大好きメカメカしい機能が装備されている、エレクトロニクスの時代を象徴するようなクルマなのです。

 

ボディは汚れ、タイヤはパンクしています。どうやらおねんねしているようですが、またいつか目覚めて元気に暴れまわってほしいですね。

 

奥にいる水色の旧車は、VWビートルでしょうかね・・・?

 

 

 

ホンダ バモスホンダ(TN360)

1970~73年式

群馬県にて

 

シティがいた場所から数m高い場所には、バモスホンダがいました。こちらもどうやら不動車のようです。

せっかくあまり見かけないクルマなのですから、近付けなくてもせめて全体像は拝みたかったですねぇ・・・。

朝っぱらから地元放置車探し(4)

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いすゞ ジェミニ1500 C/C(E-MJ4-SC)

1997~2000年式

神奈川県西部にて 2015年9月22日撮影

 

カローラの月間販売台数を一時的に抜くほど大ヒットした“街の遊撃手”も、大手メーカーに比べると乗用車にあまり力を入れていなかったいすゞの乗用車の売れ行きがバブル崩壊によって更に伸び悩み、90年代中盤頃には、RVを除く乗用車の生産からは撤退せざるを得なくなりました。

しかし、今まで贔屓にしてもらっていた顧客が買い替え車種をいきなり失ってしまうという状況は、いすゞとしても避けたかったのか、OEM販売で客の乗り換え需要を満たすことにしたのです。

 

そしてOEMのベース車両として選ばれたのが、当時提携関係にあったホンダや日産の乗用車。ホンダはいすゞのRVを供給してもらっており、そのお返し的な意味合いでホンダからいすゞへいくつかの車両が提供されました。

そのうちの一つが、カローラクラスの小型セダンであるドマーニで、いすゞはこれをジェミニとして販売することにしたのです。1993年に3代目が生産終了するに伴い、初代ドマーニを4代目ジェミニとして販売しました。

 

そして今回紹介するジェミニは最終型の5代目。ベースは2代目のドマーニです。

見た感じドマーニと全く同じデザインのようですが、じつは微妙な違いがあるのです。

フロントの違いは、ウインカーとグリル。Fウインカーがクリアーからアンバーになっていて、ドマーニにある、グリルを一周するメッキがジェミニには付いていません。リアの違いも、ウインカー。これもフロント同じく、Rウインカーがアンバーになっています。

・・・なので、見た目はドマーニの北米仕様であるアキュラELさながら。

“USDM”が好きな人にはドマーニよりジェミニの方が受けたのでは・・・?と思います。・・・限りなく少ない需要でしょうけど(汗)。

 

 

 

お知らせ

 

“番外編”の記事を18時よりUPします。テーマは毎度お馴染みキリスト看板ですので、よろしくお願いします!

朝っぱらから地元放置車探し(番外編)

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終りの日に 人は神の 前に立つ 聖書
レア度:★★★☆☆
調和度:★★★★☆
文字タイプ:行書風 書き方:縦書き ふり仮名:無
設置場所:フェンス
神奈川県にて 2016年9月22日撮影

 

恐らく初登場文面です。しかし、珍しいというわけでもないようで、地元にもう一枚あることが確認されています。

錆が現れ始めたフェンスに取り付けられ、時期が時期だけに草も生い茂って来て調和度を高めているようです。

“終わり”ではなく“終り”と書き表している辺り、文字の大きさを重要視していることが分かるのが面白いですね。

 

 

 

キリスト看板はこの一枚だけですので、おまけとして地元の廃墟を紹介します。

家の近所にあるアパートです。

とはいっても、れっきとした廃墟ではなく、解体途中の順廃墟ですが。

廃墟というのは、人がいなくなってから、解体されたり再開発されるなどして次に人の手が入るまでの間の状態を言いますからね。

今は完全に解体され、真新しいアパートが建っています。

長野の某ヤードを訪問!(3)

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三菱車ばかりの廃車ヤード、今日からはちゃんと三菱車を紹介します。

 

 

 

 

三菱 ミニキャブW三方開スタンダード(T131HS)

1974~76年式

長野県にて 2015年9月22日撮影

 

一つの車種につき数台いるというこのヤードですが、このミニキャブWはこれ1台だけでした。また、軽自動車まで範囲を広げてもこのミニキャブが唯一。

遊んでいる他のクルマたちと違って、物置というキチンとした役目が与えられてはいますが、唯一のミニキャブ、唯一の軽自動車として肩身の狭い思いをしていることでしょう・・・。

 

 

 

ステッカーです。

素朴な字体ながら、力強さも感じられる色合いが素敵ですね。

草ヒロ“撤去”物語2(7)

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前回の話
「草ヒロ“撤去”物語」を知らない人はコチラへ。
キャラクターの顔が見たい人はコチラかコチラ。
 
上田 「・・・にしてもボス、本当にあのバネットを諦めて、尚且つアルトを潰さずに復活させるんですか?」
ボス 「・・・さあ、どうかな。まあ、今のところは、あいつらの記憶が新しい内はずっと置いておくつもりだ。・・・でないと、信頼というものが得られないだろう?」
上田 「はあ・・・。」
ボス 「たまにはいい人だと思われることをしておいて、いざという時は狡猾になる・・・!そういうのが一番効くんだなコレが・・・!普段から冷酷な人間を装っていては、いざという時のダメージが大きくならない。」
上田 「なるほど・・・。」
山中 「だから、今回は見逃してやったというわけですか。」
ボス 「そうだ。だからよ・・・・・・さっきオレがバネットは見逃してアルトはレストアするって言った時、あの時・・・・・・あいつらたぶんオレのこと “いい人”だと思ったと思うんだよ。」
山中 「いい人ですか・・・・?」
ボス 「ククク・・・・ああいうバカがいるから、草滅会は食いっぱぐれねえんだ。オレが“いい人” のわけねえじゃねえか・・・・・・!・・・・・・ククク・・・・話にならねえ甘ったれ・・・・この地域じゃ、そういうウスノロはいのいちに餌食・・・・喰い物・・・・・・!」
山中 「・・・。」
秘書 「・・・信濃様、草ヒロを発見しました!」
ボス 「よし・・・行くか・・・!」
 
 
 

山中 「セレナのようですね・・・!」
 
 

No.016
日産 セレナ
ジャマレベル:★★☆☆☆(私有地内にはあるが、少しスペースを占領しすぎのようだな。)
景観悪レベル:★☆☆☆☆(ボディが少し汚れている程度で、パッと見では現役のようだ。)
貴重レベル:★★★★☆(珍しい特別仕様車の可能性大・・・?)
総合評価:撤去せよ・・・!
 
上田 「・・・なんか、似つかわしくないポップなカラーリングで・・・」
山中 「RV風味のグリルガードとラダーが装備されていますね。」
秘書 「オプションの類でしょうか。」
ボス 「さあな。だが確かに、私も初めて見るなこのタイプのセレナは。」
山中 「案外、珍しい特別仕様だったりしてな・・・!」
上田 「だとしたら、コイツを撤去すれば草研の方たちも悔しがりそうですね!」
ボス 「ククク・・。じゃまあ、取り敢えず撤去しようか・・・!特にジャマにはなっていないようだがな、草ヒロを見つけてしまった以上、撤去しないわけにもいかん。」
 
・・・その後、このアルトだけ撤去されてしまったそうな。  
 
“その後の様子”(ストリートビューではありません)
 
綺麗サッパリ消えました。・・・が、画像が用意できていません。いつか時間のある時に用意します。
 
つづく
 
「この物語、そしてこの物語に登場する団体・登場人物は私を含めてフィクションだ。実在するものとは、一切関係無いからな。」
「なんか、今日の物語は物足りない感じですね。まさか手抜き・・・?」
「・・・さあな。作者も忙しいんじゃないのか?」
「・・・。」

春目前!にわか吹雪の中、上田探索(14)

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日産 セドリック4ドアハードトップ

200ターボSGL(K430)

1981~83年式

長野県上田盆地にて 2014年3月20日撮影

 

草ヒロパレードエリアのトリを務める草ヒロはこれ。

向きが他の2台と逆なのが苦しいですが、バネットやキャラバンよりは定番から外れたクルマですのでお許しを(?)。

 

バブルで景気が良くなるにつれ、どんどん成長していった高級車市場。そんなバブル期に入る数年前にモデルチェンジが行われて430型となったセドリック&グロリア。430型では国産乗用車初のL6ディーゼルエンジン搭載モデルや、国産車初となるターボ搭載モデルが発売されるなど、メカ的な面でかなり先進的だったのです。

 

ピラーレスのハードトップであるがゆえに、窓ガラスが無くなるとサイドが随分とスッキリして見えます。高速道路を窓全開にして走ると、オープンカー並みのそう快感を味わえたのではないでしょうか・・・?

まあ、その反面安全性はないに等しいでしょうが、廃車になっているクルマを見るとそれが如実に感じられてきますね。横転したり正面衝突したら間違いなくペチャンコになりそうです。

 

 

 

ターボの証・・・!

 

 

 

このような感じで並んでおりました(バネットも微妙に写っていますよ)。

次回からは“トラック・バスエリア”の草ヒロを紹介したいと思います。


青春18きっぷの旅~2014年春~(15)

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ラーメンキャリイ予想外の発見で気を良くし、更に進んで行くとそこには・・・

 

 

 

え!?

 

 

 

スズキ キャリイ 三方開き

スタンダード/デラックス or Aタイプ/Lタイプ (H-ST30)

STD/DXなら:1979~81年式

Aタイプ/Lタイプなら:1981~82年式

山梨県甲府盆地にて 2014年3月30日撮影

 

ほぼ同じ・・・というか、見た目だけならさっき見つけたキャリイと全く同じキャリイを、十数m進んだ先で発見しました。もしかしたら、グレードまで全く同じかもしれません。

先程の個体と違うのは、その用途。あちらは物置として真面目に職務を全うしていましたが、こちらのキャリイは枯草にまみれながら呑気に余生を過ごしている様子。山の頂上だけあって日当たりが凄く良く、日向ぼっこには最適でしょうなァ。

 

しかし、いくらよく見かけるラーメンキャリイだからとは言え、草ヒロにはなりにくいトラックで、見た目も全く同じ草ヒロを同じ山で尚且つ、近い距離で見つけることになるとは、夢にも思いませんでした。この状態を維持してあと30年も経てば、屈指の草ヒロスポットの一つになっているかも知れませんね。

 

 

 

甲府盆地のこの辺なら、富士山はどこでも見られますね。

 

 

 

この密集度なら、この先へ更に進めばもしかしたら更に草ヒロにありつけるかも・・・と意気込みましたが・・・

 

 

結局、この山は同じ見た目のラーメンキャリイ2台を収穫したのみで終了。

それでも、事前調査無しでこの密集度の場所を見つけられた嬉しさがあるので、これでも十分だと思いました。

青春18きっぷの旅~2014年春~(16)

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トヨタ スターレット3ドア1300(KP61)

1982~84年式

山梨県甲府盆地にて 2014年3月30日撮影

 

この頃のスターレットはまだFRだったので、安価であることとタマ数が多いことが理由となり、走り屋の間でドリ車として人気を博しました。

61スターレットが登場した70年代後半ごろから、既にこのクラスの大衆車はFRからFFへ移行している頃であり、FMCの際はFFにするというのが時代の流れでもあったのですが、何を思ったかトヨタは時流に合わないFRで登場させたのです。この時代でも既に貴重となってきた小型FR車の一つだったので、走り屋達に人気を博したというわけですね。

 

このスターレットも、山梨県にありがちな物置草ヒロというわけではなく、車高調を入れてミラーを交換し、ホイールを前後共に交換するという、紛れもない走り屋仕様車となっていました。それに、レストア待ちの放置車両のようにも見えます。

現役時代はきっと、近くの峠でブイブイ言わせていたのでしょう。

 

 

 

めがね橋・伊香保自動車博物館+おまけの佐久探索(8)

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ダイハツ デルタワイドワゴン1600標準ルーフ(TB11G)

1976~79年式

群馬県にて 2014年5月24日撮影

 

田舎へ行けばよくある、ダイハツの古い整備工場。そこを通りかかるとなんと、草ヒロが・・・!

よく見かけるタウンエースのようですが・・・と、早とちりしそうになってしまいましたが、よくよく考えてみると、ここはダイハツの整備工場。

・・・ということは、タウンエース以外のクルマの可能性もわずかながら出てきたわけで・・・。

 

ここまで近付いてよーく見てみると、やっぱりお顔が違うではありませんか!

いい意味で期待を裏切ってくれるものです。なんと、初代のデルタワイドでした・・・!しかもワゴン・・・!

・・・同じような見た目でも、エンブレム一つでここまで見つけたときの喜びが違うのは面白いですね。

 

 

 

雰囲気的にこの整備工場は放棄されているようですが、ダイハツのお店自体は今も現役っぽいです。

朝っぱらから地元放置車探し(5)

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いすゞ エルフ250ワイド

1988~90年式

神奈川県西部にて 2015年9月20日撮影

 

今までのチャリ探で何度かココを通ったことはあっても、このエルフに対して特に気にも留めていませんでしたが、今まで古そうな雰囲気は感じ取っていた為、「そういやもしかしてあれ、放置車だったりして・・・」と思い、今回の探索でちゃんと見てみたら・・・やはり放置車でした。

随所に錆が浮き、タイヤも少し潰れ(自重の影響?)、前後に買い取りの紙が貼られているなど・・・見るからに放置車要素満載なのに、今までスルーしてきた自分に喝を入れたくなりました(汗)。

これで撤去されていなかったらよかったものの、無くなっていたらまた後悔するところでしたよ。

 

地元にしては古めの、4代目エルフ中期型・・・といったところですが、実はただの4代目エルフではありません。

・・・というか、見た感じ普通のエルフではありませんよね。

 

いすゞの中型トラック:“フォワード”といすゞの小型トラック:“エルフ”の中間を埋める、フォワードのシャーシにエルフのワイドボディを載せた“フォワードジャストン”よりも更に小さい・・・それでもエルフよりは大きいという、かなりニッチなサイズの“エルフワイド”というクルマでした。

それに、載っけている荷室もよく見かけるパネルとは違う物のようで・・・。テールゲート前にはスロープのようなものが据え付けられ、サイドはアオリ戸になっており、上部も左右にパカッと開きそうな荷室です。

僕は中・大型トラックには疎いので知らないのですが、こういうタイプのボディはなんていう名前なのですかね・・・?

ご存知の方は、是非ご教示していただきたいです。

長野の某ヤードを訪問!(4)

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三菱 ギャランGTO いろいろ(前期後期問わず)

1970~77年式

長野県にて 2015年9月22日撮影

 

ハチゴーがいたヤードの全容(とは言っても半分ですが)は、こうなっていました。

前回も書きましたように、このヤードを構成するクルマの9割以上が三菱車という、異例のヤード。三菱自動車マニアが集めたとしか考えられません。逆に何故ハチゴーが一台だけあったのかという疑問が思い浮かんできます。

 

そして、この画像を見ても分かるように、このヤードを構成している三菱車の大半がギャランGTOでした。年式も前期後期問わず、グレードもGSRもMRもドンと来いという具合で、色々なGTOが犇めき合っていました。

今回紹介するのは、そのギャランGTOたち。一台一台ずつ丁寧に紹介してもしょうがないので(ネタも有り余ってますし)、車種ごとに紹介していこうと思います。なので今回は、このヤードにいたGTO全てを紹介します・・・!

細かい説明も割愛させていただきますので、どうぞ宜しくお願いします。

 

 

 

・・・さあ、皆さんもご一緒に、何台のGTOがいたか数えてみましょう!

 

No.1(後期)

端っこにいたので前後・エンブレムを撮ることが出来た個体。

ボンネットの色だけ異なりますが、ここのヤードにいるクルマたちはいくつかのパーツを他のクルマと交換しているようで・・・。ボンネットやドアの色だけが違うというクルマが沢山いました。何故そんなことをしたのか皆目不明ですが・・・。

 

 

エンブレムです。

 

 

 

No.2(前期)

 

 

 

No.3No.4(共に前期)

 

横のオレンジ色の個体も一緒にカウントします。

・・・撮り忘れたからです(汗)。

 

 

 

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No.5(前期)

 

 

 

No.6(前期)

エンジンが剥き出しになっていました。まだ盗られていないのが意外なところです。

 

 

 

No.7(後期)

黒だったり赤だったり緑だったり・・・「一体何色が本当のお前なんだ・・・!?」と問いかけたくなる個体。

 

 

 

No.8(前期)

ヤケに綺麗なレモンイエローでしたが、オールペンしたのでしょうかね・・・?

 

 

 

No.9(後期)

 

 

 

No.10(後期)

前輪だけホイールとタイヤが交換されていました。最近まで乗っていたと推測。

 

 

 

No.11(後期)

 

 

 

・・・以上、11台でした!

半分とまではいきませんが、半分近くをギャランGTOが占めていると言っても過言ではありません。

ここのヤードの主はGTOがお好きだったのでしょうかねぇ?

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