イタリア・ドイツときて・・・ヨーロッパで自動車会社が発展したお国と言えば、イギリスやフランスなどがまだありましたね。
今回はイギリス製のスーパーカーを紹介したいと思います。
ジャガー XJS V12
1991~95年式
魔方陣スーパーカーミュージアムにて 2014年7月13日撮影
イギリスを代表する自動車メーカー:ジャガー。
イギリスの大衆車であるオースチンを高級化して売り出したことがこの会社の始まり。それ以来イギリスらしい紳士的な高級セダンを数多く売り出し、ブリティッシュ・レイランドやフォードの傘下になり、最終的にはタタ・モーターズに落ち着きました。
親会社が変わった現在でも、これまでのジャガーらしいモノづくりの姿勢は変わっていません。
このクルマは、ジャガーが70年代後半から90年代までの長きに亘って生産していた、ラグジュアリークーペのXJS。
スーパーカーの定義は人それぞれなのですが、個人的にはこれはスーパーカーというよりもグランツーリスモの部類に入ると思います。
XJSはFMCしないまま20年近く生産されていたため、何度か細かな改良が加えられました。
例えばこのモデルはテールランプが横長なので、1991年より生産された後期型だと分かります。
紳士的で落ち着いた深緑が英国車らしくて良いですね。
メーカーのエンブレム。
寄贈車両なのか、使い古したような状態。これはこれでリアルなので良いのですが。
車名エンブレム。
この博物館には、もう1台ジャガーのクーペがいました。
ジャガーを代表する高級クーペと言えば、やはり・・・
ジャガー Eタイプ 4.2ロードスター(シリーズ1)
1964~67年式
魔方陣スーパーカーミュージアムにて 2014年7月13日撮影
Eタイプですよね!
流れるような麗しいボディラインと、スラリと伸びたボディ、全長の半分近くを占めそうな勢いの長~いボンネット・・・。
世界で最も美しいクルマと評されることもある、自動車界のスーパーモデルです。
このクルマも、スーパーカーというよりラグジュアリークーペといったところでしょうか。XJSのご先祖様という感じですね。