夏休みの始まりと終わりに地元を探索した時に発見した、放置車両やら旧車やらネオクラやらを紹介するシリーズです。
フォルクスワーゲン 1303(タイプⅠ)
1973~74年式
神奈川県西部にて 2015年7月24日撮影
家の広い駐車スペースのような場所に放置されていたワーゲンビートルです。フロントウインドウが湾曲型で且つ、フェンダー上にウインカーがあることから、1973~74年式という比較的後期のモデルであることが分かります。
作りがシッカリしているドイツ車であるからか、錆も表面的なものばかりで、ボディやメッキパーツは割と輝きを保っているようですね。
レストアも夢ではないかと思いますが、オーナーさんもいつかは復活させるつもりでここに置いているのかも知れません。
最近はストビューに頼りがちな草ヒロ探索ですが、これは地元ということもあって、下調べ無しで偶然発見したものです。
やはり事前にその存在を知っているよりも、見つけた時の喜びが全然違います。
・・・というわけで、探索から帰ってきたその日に、本日のおさらい的な感じで、ストリートビューを参照してみたところ・・・
ええ~っ!?こんなのいたっけ!?
なんと、ビートルのすぐ近くの場所にコロナの放置車両が写っていました。
いくら草の勢力が増してくる夏とは言っても、このコロナに気づかない筈はありません。
いつかは再訪問してやるぞ!と心に決めたころころでしたが・・・
そんな決起も実行に移されることはなく、コロナの事などとっくのとうに忘れていた2.5年後・・・。
この個体を紹介するにあたり、ストビューの画像をスクショするために久々に見てみたところ・・・
あれぇ!?やっぱりコロナなんて無かったんか!
ストビューのこの地域を見ていなかった約3年の間にストビューが更新されており、更新後の画像ではコロナは跡形もなく消えていました。
撮影日は2015年の6月・・・。つまり、僕が訪問する1か月前にはすでに撤去されていたということでした。
「やはりすぐ近くに草ヒロがあったら見逃すはずはない、見逃したわけじゃなくて良かった・・・。」と安堵するも、コロナの撤去前に見つけられなかった悔しさも相俟って、少々複雑な気分でした。古くはないとはいえ、地元では貴重な草ヒロですからね。