カウンタックのライバルが512BBであるように、前回紹介したミウラにも、フェラーリのライバルカーがいました。
フェラーリ 365GTB/4
1968~70年式
魔方陣スーパーカーミュージアムにて 2014年7月13日撮影
それがこのスーパーカー。365GTB/4という名前で、“デイトナ”という愛称で呼ばれています。
車名の由来は、フェラーリ定番の単気筒当たりの排気量365ccとグランツーリスモのGT、ベルリネッタのB、4カムの4を組み合わせたもの。愛称の由来は、当時のフェラーリがデイトナ24時間レースで驚異的な強さを誇っていた事から付けられたとのことです。
デイトナと言えば去年、ホットな話題がありましたね。
日本の片田舎の農家の納屋から、デイトナが発掘されたというニュースです。それだけでもビックリだというのに、更に驚くべきはそれがただのデイトナではなかったこと。
なんと、世界に一台しか存在しないアルミボディ車だったとか。埃は被っていたものの、納屋の中で放置されていた為状態は良好。競売にかけられたようですが、なんと日本円にして2億円近くの値が付いたとか。
田舎の納屋から極上の貴重なクルマが発見されるとは、ロマンを感じますなァ。個人的には、現存しないといわれているコニーコーチか何かが納屋から発見されたりしないかなぁ~なんて思いましたね(笑)。